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俺は子作りマシンか! 夫に“妊活”への理解を得るためのアイデア

  • 2015.6.1
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【ママからのご相談】

30代、結婚2年で妊活中。私は普通の妊娠を望んでいます。夫も望んでいたはずなのに協力してくれません。しかも妊活を始めてから、夫は仕事で帰りが遅くなり、時には夫婦生活を拒むように……。私がせがんだせいでしょうか? どうすれば夫に理解してもらえますか。

●A. 心を大切にしてあげることが妊活の理解と協力につながります。

こんにちは。メンタルケア関連を中心に執筆をしているフリーライターの桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

普通での妊娠を望んでいる場合、女性の方はタイミングをしっかり計っていますので、排卵日など通常以上に詳しくなっていることと思います。しかし、あまりにも排卵日を意識しすぎた行動を取ることで、男性の方が気負いしてしまうことが多いです。無意識のうちに、自分を“子どもを作るだけの存在”と感じることがあるからでしょう。

理解を求めすぎると逆効果になることもあります。ご主人の気持ちを大切にしてあげることを考えましょう。

●プレッシャーをかけないようにする

排卵日近くになると、朝食から精のつくものを出して、「今日、タイミングの良い日だから絶対に早く帰ってきてね」と声をかけたり、メールしたりしてせっつくことで、「オレは種馬か?」と考えてしまう男性もいるようです。

子どもは欲しいけど、あからさまにプレッシャーをかけるようなことをすれば、元気がなくなってしまいます。精神的にも身体的にもダメージを受けやすくなりますので、排卵日が近くなってもプレッシャーになるような行動や言動は避けるようにしましょう。

●「子どもが欲しい」発言を控えてみる

ご主人も最初は望んでいるようですから、子どもが欲しいのは夫婦とも同じ意見だと思います。しかし、いつ何時もその言葉を浴びせられたら、嫌になってしまうものです。

その上、結婚して2年ということは、周囲からも子どものことを言われていることでしょう。ご相談者様はもちろん、ご相談者様のご家族、会社の関係者や自分の両親からも声が出ていることと思います。これでは、ご主人が責められているような気になってしまいます。どんなに気の強い男性でもです。

特にベッドの中でこの言葉を発しないようにしましょう。夫婦生活を拒んでしまうことにつながります。

●夫の気持ちに寄り添ってみる

ご主人もご相談者様が子どもを欲しがっていることは百も承知です。でも、プレッシャーになることを言われたり行動されたりでは、自分のことを責めてしまうようになり、良い結果にならないでしょう。まずは、ご主人の気持ちに寄り添ってみることが一番です。

●妊活をしていた女性の体験談から学べること

『妊活をしていたとき、子どもが早く欲しくてほぼ毎日せがんでいました。そしたら夫に、「オレは子作りマシンじゃない!」と言われました。悲しくなりましたが、夫も家族から急かされていたことを知り、夫と話し合ってゆっくり進めていこうと決めました。自分たちのペースを守りながら、夫が毎日楽しく暮らせるようにしてから、まもなく子どもを授かることができました。やっぱり気持ちの面も大切なんだと実感したんです』

相手の気持ちに寄り添うことは、思いやりを持つことになります。妊活では第一に相手を思いやることが大切です。夫婦になったからには子どもを望む気持ちはお互いにあります。しかし、妊娠することだけに目がいって、一番大事なご主人の気持ちを考えなくなってしまうのは反省する必要があるのではないでしょうか。

相手を思いやることができてこそ、妊活になると私は考えています。本末転倒なことになってしまう前に、ご主人とよく話し合ってみましょう。こんなことを言うと、「自分だけが夫を思いやらなくてはいけない」と感じるかもしれません。しかし、そうではなく、こちらから心をかけるというきっかけを作ることが大事な点になります。

まずは、ご相談者様からご主人へ、先に心をかけてあげてみてほしいと思います。

【参考リンク】

・妊娠準備をはじめましょう | omron式美人

●ライター/桜井涼(フリーライター)

新潟県佐渡島出身。親が転勤族だったため、幼少期より引越し・転校を多数経験しました。母親が病弱だったこともあり、「地球が滅亡しても生きていける!」と呼ばれている父の元、家事からサバイバルまでを様々経験してきました(そのワザが震災時に大活躍!)。4人兄弟の長として奮闘してきましたが、現在は、2児の母をしています。妊娠中と出産のハプニングを乗り越え、今はフリーライターとして活動中です!

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