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「サイレント・トーキョー」波多野監督、渋谷爆発シーンに手応え「感想早く聞きたい」

  • 2020.12.24
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(左から)波多野貴文監督、秦建日子さん
(左から)波多野貴文監督、秦建日子さん

映画「サイレント・トーキョー」の波多野貴文監督と原作者の秦建日子さん。同作の舞台は、クリスマスイブの東京で、「爆弾を仕掛けた」という一本の電話がテレビ局にかかってくるところから始まる、秦さんの原作「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」を映画化したサスペンスエンターテインメントです。

オトナンサー編集部では、波多野監督と秦さんに単独インタビューを実施。映画化の経緯や映画化で気を付けたことなどを聞きました。

映像への落とし込みが難しい

Q.映画化の経緯を教えてください。

秦さん(以下敬称略)「この小説を書きながら、僕が主催している劇団で舞台にしたときにプロデューサーが見てくださり、映画にしても面白いから検討してくれと言われました。小説が出た直後、改めてお声掛けを頂きました。内容が内容なので本当に実現するのかとドキドキしました」

Q.撮影はいつされたのでしょうか。

波多野監督(同)「去年の10月から12月にかけて行いました。コロナ禍の前で、もし自粛期間に入っていれば、人であふれ返った渋谷のシーンを撮るのは難しかったと思います。今の状況を考えると、劇中に登場するような、にぎわう渋谷の光景が見ることができるようになるのはいつになるのか想像もつかないですよね」

Q.完成した映画を見ていかがでしたか。

秦「僕は自分で脚本を書きますし、監督をしたこともあるので、反射的に僕だったらとシミュレーションをしてしまいます。自分一人で俺が俺がとするのではなく、完全に原作をお預けしたことによって、映画は映画でいい意味で別の作品になったと思いました。そういう化学反応も映画作品を作る楽しさですよね」

Q.原作で映画にしたかったシーンはありましたか。

波多野「渋谷の爆発シーンですね。お客さんの感想を早く聞きたいです。数秒もないシーンをどう描くか、小説でもディテールにこだわって描かれていると、原作を読んだ際に感じたこともあり、その瞬間を捉える数秒もないシーンをどのように映像で表現するかを考えて、撮影に臨みました」

Q.波多野監督に要望は出されましたか。

秦「何一つしていません。信じて原作をお預けした以上、中途半端な口出しはしないことを自分のルールにしているので、途中の脚本チェックなどもしていません」

Q.映画化に際して気を付けたことはありますか。

波多野「絵が浮かんでくる原作だったからこそ、映像への落とし込み方が難しかったです。特にスピード感と力強さ、そして、愛の映画であるということをきちんと描けるように心がけました。あとは原作と同じ衝撃を与えられるようにと思い、犯人からの犯行予告の中に『これは戦争だ』と書かれている場面があるのですが、原作と同じように黒バックに白文字縦書きで表現しました」

Q.ご自身たちが思う、この映画の見どころを教えてください。

波多野「やっぱり渋谷のシーンですね。総勢で1万人を超える方々に集まっていただいたおかげで、迫力のあるシーンを完成させることができたと思っています」

秦「完成したこの映画を見て、映像ならではの迫力を体感しました。この作品は映画館で見るべき映画だと思い、公開初日にこの作品を見に行こうと決めています。実はコロナ禍になってから、映画館には一度も行っていないんです。

なので、映画館復帰の1作目になります。今、映画が好きなのに映画館から縁遠くなっている人がいると思います。そういう人たちにとって、この映画が映画館で見るからこその楽しさを再確認させてくれるような作品になればいいなと思っています」

映画「サレレント・トーキョー」は全国公開中。

オトナンサー編集部

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