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【肝付町】宇宙に一番近い場所「内之浦宇宙空間観測所」を見学!

  • 2020.12.21
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はやぶさ2号のカプセルが帰還

という嬉しいニュースが届きました。という事で、久しぶりに肝付町内之浦の「内之浦宇宙空間観測所」の見学に行くことにしました。 「はやぶさ」が「イトカワ」からサンプル回収に成功した2010年頃に、一度見学に来た記憶があるので10年ぶりぐらいです。

出典:リビングかごしまWeb

施設の入り口の門衛所で受付をします。車を横に駐車して、氏名やどこから来たかなどを記入すると、受付証を渡されます。これをフロントガラスから見える所に置いて、そのまま車で中に入ることができます。

出典:リビングかごしまWeb

受付時に渡されたパンフレットには地図があるので、確認しながら進みます。 場内の道は幅が狭いところもあるので、制限速度は30キロです。

出典:リビングかごしまWeb

M(ミュー)センターは、ロケット組み立て室、衛星整備室、ロケット整備塔、イプシロンロケットの発射台があります。ちなみにM(ミュー)は、科学衛星打ち上げのため1970年から2006年までの間に使用されたM(ミュー)ロケットにちなんだ名称という事です。

出典:リビングかごしまWeb

KSセンター(観測ロケット打ち上げ場)は、観測ロケットの組み立て室、新型ランチャー(発射台装置)があります。観測ロケットは、組み立て室で組み立てられ、移動専用台車で移動し新型ランチャーに装備されます。ちなみに、KSは、観測ロケットのK(カッパー)ロケットとS(シングル)ロケットにちなんだ名称だそうです。

衛星が丘展望台からの景色はまさに絶景です
出典:リビングかごしまWeb

左に見えるのが、電子計算室です。こちらで、観測ロケットうちあげにかかる一連の完成作業が行われています。そして、右に見える直径34メートルのパラボラアンテナは、衛星追跡センターの物です。衛星が丘展望台にある直径20メートルのアンテナとで打ち上げられた人工衛星、探査機を追跡して、衛星から送られるデータの受信、コマンド送信、距離計測を行っています。

出典:リビングかごしまWeb

観測所入り口(門衛所)に戻ると「宇宙科学資料館」があります。ロケット、人工衛星のモデル、構成部品、ロケット整備塔のモデルが展示されています。解説ビデオを視聴することも出来ます。

出典:リビングかごしまWeb

展示を見終わり出口に向かうと「宇宙グッズ販売マシーン」があります。お土産の自動販売機です。宇宙食「たこ焼き」や「アイスクリーム」も販売されていました。もっといろいろ買いたいという方は、近くにある宇宙と肝付のお土産ショップ「宙の家」を覗いてみてくださいね。ちなみに12月27日までは「宙の家」のアンテナショップが「よかど鹿児島」にオープンしています。

出典:リビングかごしまWeb

JAXA内之浦宇宙空間観測所までは、鹿児島市内から車で2時間半くらいかかるかと思いますが、無料でこれだけの物を見せたいただけるという事で、県外ナンバー車も多く訪れていました。ぜひ一度訪れてみてください。

内之浦宇宙空間観測所 鹿児島県肝付町南方1791-13 TEL :050-3362-3111 開館時間:8:30~16:30 【宇宙科学資料館 休館日】 2020年12月30日(水)~2021年1月2日(土) https://fanfun.jaxa.jp/information/detail/17645.html

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