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とろみのついた餡でアツアツな"蟹の茶碗蒸し"|日本酒と愉しむお家ごはん②

  • 2020.12.21
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大ぶりの蟹のほぐし身はつまみにもなります。卵液を丁寧につくると、のどごし滑らかな茶碗蒸しになりますよ。「冬だから、日本酒を愉しめるようなメニューを」と人気料理研究家のワタナベマキさんが、家飲みがもっと楽しくなるレシピを伝授!

とろみのついた餡でアツアツな"蟹の茶碗蒸し"|日本酒と愉しむお家ごはん②

■“蟹の茶碗蒸し”のつくり方

水分を少し多めにするとさっぱりとした仕上がりになり、つるんとした食感が際立ちます。大皿でつくると見た目が豪華で、後片づけも簡単といいことずくめ。


◇材料 (3~4人分)

ずわい蟹:120g(ほぐし肉)
卵:3個
だし:450ml(かつおと昆布)
酒:大さじ1
淡口醤油:大さじ1
A :
・ だし:70ml(かつおと昆布)
・ 酒:小さじ2
・ みりん:小さじ1
・ 淡口醤油:小さじ1/2
・ 片栗粉:小さじ1/2


(1)卵液をつくる
ボウルに卵を割り、だし、酒を加えてまぜ、ザルでこす。

(2)蟹を加える
1に淡口醤油、蟹の2/3量を加えて混ぜる。

(3)蒸す
茶碗蒸し用の器に2を流し込み、湯気の立った蒸し器に入れて、強火で約3分、弱火で10分蒸して取り出す。竹串を刺し、濁った液が出てこなければ取り出す。まだ濁っていたらそのまま蒸し器に置き、余熱で火を通す。

(4)仕上げる
小鍋にAと残りの蟹を入れ、弱めの中火にかける。煮立たせながらとろみをつけ、蒸し上がった茶碗蒸しの上にかける。

完成
完成

――教える人

「ワタナベマキ 料理研究家」

グラフィックデザイナーを経て料理研究家に。料理教室を開いていた祖母から伝えられた手料理や保存食を、忙しい現代人でもつくりやすくアレンジしたレシピが人気。著書に『料理家ワタナベマキが家族のために作るごはん』(主婦と生活社)など多数。


文:吉田彩乃 写真:田村昌裕

※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。

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