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彼と別れたい……付き合い始めたけど、やっぱりダメだったときの対処法

  • 2020.12.20

告白されてとりあえず付き合ってみたけど、やっぱり彼のことを好きになれない……から別れたい。でも、彼は私のことが大好きで、すごく良くしてくれている。こんなとき、別れ話をするのに罪悪感を持ってしまいがち。そこで今回は、自分に原因がある場合における、彼との上手な別れ方をご紹介します。

■優しい彼に「別れたい」と切り出すのはひどい女?

婚活や恋活中に出会った男性から告白され、「とりあえず付き合ってみようかな」と交際し始めたけど、どうしても恋愛感情がもてないということがありませんか? 彼に浮気癖やギャンブル癖がある、価値観が合わない……など、具体的な別れたい理由があるわけではなく、むしろ優しくてとてもいい人で、彼自身に非がない場合、「別れたい」と自分から別れを切り出すのはひどいことだと、罪悪感を持つかもしれません。

だけど、そういった本音を隠して交際を続けても、いつか彼が、あなたのそんな気持ちに勘づく日がやってくるでしょう。自分の気持ちを誤魔化すにも限界がありますし、一緒にいれば、彼もあなたの表情や態度で、気持ちを察することができるようになるからです。

「好きになれるかも……」と思って付き合うのはよく聞く話ですよね。でも、結局好きになれなくて別れてしまったというのもよくある話で、私の友人の中にも“経験者”は多くいます。感情は、努力ではどうにもならず、「どうしても好きになれない」と思ったら、恋人関係を解消するしかありません。彼に全然非がない場合、周囲からは「ひどい女」といわれてしまうかもしれません。

しかし、気持ちがないまま別れの時期を無意味に引き延ばす方が、ふたりにとってつらいことです。

■彼を傷付けずに「別れたい」と伝える方法はある?

別れの原因は自分にあるのだから、パートナーをなるべく傷付けずに「別れたい」と伝えたい……。優しいあなたは、彼のことを思ってそう考えるかもしれません。異性として好きになれなくても、ひとりの人間としてとても素敵だと感じているのですから、むやみに傷つけたくないと思うのは当然です。

だけど、どのような方法を選んだとしても、「別れたい」と言われた方は少なからず傷つきます。パートナーを一切傷付けずに「別れたい」と伝える方法はないのです。だからといって、別れ話を先送りにするというのは思いやりにはなりません。

人を傷つけるのはつらいことだけど、相手の痛みを受け止める覚悟が必要です。別れ話は切り出す方も切り出される方もつらいですが、ふたりが自由になるためには、それでもあなたから「別れたい」と伝えなければならないのです。

■彼に「別れたい」と伝えるまでのステップ

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とはいえ、昨日まで普通にデートして連絡を取り合っていた彼女から、「本当は別れたい」と、いきなり伝えられたら、彼にとっては青天の霹靂です。とくに、彼の前では無理して楽しいフリをしていた場合、「今までの彼女は何だったんだ……」と、彼を混乱させて、別れ話がこじれてしまう可能性があります。

何事も心の準備が必要。これは別れ話においても例外ではありません。「もしかしたら、彼女は別れたいのかもしれない……」と、彼に心の準備をしてもらった方が、スムーズに別れることができるケースもあるのです。

ギリギリまで好きになる努力をしたけれど、結局は無理で精神的に参ってしまい、いきなり「別れたい」と彼に伝えてしまった友人がいます。昨日まで笑顔だった彼女からの突然の別れ話を、彼は受け入れることができず、「不満があるならなおすから」「考えを改めてほしい」と食い下がり、別れるまで時間がかかってしまいました。

突然別れ話をすると、男性は「がんばれば別れを回避できるのではないか」と考えてしまうことがあります。だから、「別れたい」と伝える前に、ある程度「もしかしたらダメなのかもしれない」と、彼に諦めの感情を持ってもらうことが、スムーズな別れにつながることもあるのです。

そこで、彼に別れを予感させてから「別れたい」と伝え、すぐに別れを受け入れてもらった友人が、どのようなことをしたのか、具体的にご紹介します。

・仕事や家庭の事情などを理由にデートを断る

・LINEの返信回数を減らしていく

・デート中の笑顔を減らす

友人は、このような方法で別れを臭わすために、約1カ月ほどの期間を使いました。その後、LINEで短く「ごめんなさい。別れたいです。私の気持ちの問題で、あなたは全然悪くないです……」と伝えました。

「最後に会って話したい」と彼が望み、最終的には顔を合わせての別れ話となりましたが、そのときに「なんとなく気づいていた。もうダメなのかなと思って、でもどうにかならないかってがんばった」と言われたそうです。その間、彼はとても苦しんだことでしょう。でも、別れ話はこじれることなく、この1回でふたりは別れることができました。

別れを臭わす別れ方は、ジワジワと彼の気持ちを傷つける方法でもあります。彼のタイプによっては、このような期間を設けず、簡潔に「別れたい」と伝えた方が良い場合もあります。「別れたい」と切り出すまでに、どのようなステップを踏むのが正解かは、彼の性格によって分かれるのです。

■「好きじゃない」という気持ちを大切にしよう

とりあえず付き合って、でも結局ダメで彼と別れてしまう経験をすると、自分の都合で彼を振り回したことに、強い罪悪感を持ってしまい、好きになれなかった自分を責めてしまう人もいます。

だけど、恋愛感情はコントロールできるものではありません。「好きじゃない」というのは、あなたの正直な気持ちで、決して悪い感情ではないのです。気持ちの伴わない恋愛は、あなただけではなく相手も不幸にしてしまいます。

だから、「好きじゃない」と思ったら、その気持ちを誤魔化さずに大切にしてください。「別れたい」と伝えるのはつらいことですが、自分に正直になりましょう。誠意を持って別れの意思を伝えれば、きっと彼は受け入れてくれます。

Text/kikita

※ この記事は2017年10月27日に公開されたものです。

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