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「俺でもいけそう」子育てに消極的な夫のやる気を爆上げした方法!

  • 2020.12.21

子育てはほとんど私に任せっきりの夫。何か少しでも手伝ってくれたらなと思うこともあり、私はひとりで子育てをしている気分で落ち込む日々でした。しかし、夫もまだパパ1年生。「日中子どもと一緒にいる私とは違い、子どもと関わる時間も少ないから実感がわかなくてもしょうがない」と、まずは私の考え方を変えてみました。

そして手伝ってほしいことはきちんと言葉で具体的に伝えないと伝わらないと思い、夫にまずは3つのことを習慣的に手伝ってもらうことに。すると夫の意識に変化が見られたのです。

夫がミルクを飲ませる

私は母乳で育てており、赤ちゃんがおっぱいを飲んでいる姿が愛おしく、授乳のゆったりした時間が一番幸せを感じる瞬間でした。そこで、夫もこの幸せな時間を味わえたら愛おしさが増すのではと思い、あえてミルクの時間を作る作戦に。

夫にミルクを作るところからお願いすると、作り方がわからない、作るのが面倒くさい……とハードルが高くなるため、まずは私がミルクを準備。ミルクを飲ませるときだけ、夫に手伝ってもらうことにしました。

パパに抱っこされて、一生懸命ミルクを飲むわが子の姿に「かわいいね。途中で寝ちゃったよ。ミルクさえあれば俺でも面倒見られそう」と一気に自信を持ち、大成功でした。

お風呂にみんなで入る

夫は夕方6時ごろには仕事から帰宅するため、みんなで一緒にお風呂に入るように変えました。はじめのうちは私が赤ちゃんを入れて、夫には見てもらったり、部分的に手伝ってもらうことから始めました。1週間ほど経って夫に代わると、何度も入れ方を見ていたのもあり、手際よく入れ、赤ちゃんも泣くことなく落ち着いていて気持ちよさそうでした。

みんなで一緒に入ると時間短縮にもなるし、お風呂の中で一日の赤ちゃんとのできごとを話すことで、夫にも赤ちゃんの成長の様子を知ってもらえ、いい家族団らんの時間になっていきました。

とにかく褒めて感謝の気持ちを伝える

「もっと~してほしい」ではなく、「~してくれてありがとう」と肯定的な表現にすることで、お互い嫌な気持ちにならないと気づきました。夫が自ら察して手伝ってくれたらいいのに……と思っていましたが、手伝ってほしいときは私から言葉にしてお願いしました。そして、手伝ってくれたときには大袈裟に「ありがとう、助かったよ」と感謝の気持ちを伝えています。

「~してほしい」と頼むと角がたつので、あくまで「手伝ってくれると助かる」と困っているアピールをすることで快く手伝ってくれることが多いです。

夫は子育てをしなかったのではなく、方法がわからなかったよう。はじめから一気に夫に任せるのではなく、まずは一緒におこなうところから始めるとうまくいきました。一緒におこなうなかで、「こうしたらやりやすいよ」とさり気なくアドバイスすると、夫も気分良くおこなってくれました。夫も自分でおこなうことで、赤ちゃんのさまざまな表情が見られ、かわいさが増し、親としての実感がわいたようです。3つのことをきっかけに積極的に育児をしてくれるように変わり、今ではイクメンパパになり助かっています。

監修/助産師REIKO


著者:福山あかね

一男一女の母。元幼稚園教諭、元保育園勤務。第二子出産を機に退職。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

ベビーカレンダー編集部

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