ナッツの香り豊かな"せりと鶏ささみのピーナッツサラダ"｜日本酒と愉しむお家ごはん①

「冬だから、日本酒を愉しめるようなメニューを」と人気料理研究家のワタナベマキさんが、家飲みがもっと楽しくなるレシピを伝授！ピーナッツの香りとコクで、前菜にも酒のアテにもなるサラダです。

ピーナッツバターのコクと、せりのシャキシャキとした軽い歯触りのバランスがよく、飽きません。鶏ささみは大きめにちぎると、食べごたえがあり、おつまみ代わりになります。

◇材料 (3～4人分)

鶏ささみ：8本
せり：1束
香菜：1束
酒：大さじ1
白煎り胡麻：適量
A ：
・ピーナッツバター：大さじ3（無糖）
・ナムプラー：大さじ1と1/3
・黒酢：大さじ2

（1）鶏の下ごしらえ
鶏ささみは筋を取る。鍋に水400mlと酒を入れる。沸騰したら1を加えて弱めの中火で約1分半ゆで、火を止めてそのまま冷ます。

（2）せりの下ごしらえ
せりと香菜はざく切りにする。

（3）和える
ボウルにAを合わせてよく混ぜる。鍋から取り出して、軽く水気を拭いた2のささみを一口大に裂いてボウルに入れて、よく和える。

（4）仕上げる
3に2を加え、さっと混ぜて器に盛り、上から白煎り胡麻をふる。

グラフィックデザイナーを経て料理研究家に。料理教室を開いていた祖母から伝えられた手料理や保存食を、忙しい現代人でもつくりやすくアレンジしたレシピが人気。著書に『料理家ワタナベマキが家族のために作るごはん』（主婦と生活社）など多数。

文：吉田彩乃写真：田村昌裕

※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。