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『ワイルド・スピード』で約27億円もかかっているワンシーン、やはり迫力が凄い!

  • 2020.12.15
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激しすぎるカーアクションで人気の『ワイルド・スピード』シリーズで、約27億円もかけて撮られたアクションシーンはどこ?(フロントロウ編集部)

毎回限界を超えていく『ワイルド・スピード』

ワイルド・スピード』は2001年から続く人気カーアクション映画。手に汗握るド派手なアクションと魅力たっぷりな登場人物で世界中のファンを魅了し続けており、日本のファンからは『ワイスピ』という愛称で親しまれている。

画像1: ©︎UNIVERSAL PICTURES
©︎UNIVERSAL PICTURES

2021年には9作目となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が公開される予定の本作は、9作目公開後、残り2作品でメインストーリーが幕を閉じると発表されている。とはいえスピンオフ作品の企画がいくつか浮上しているため、今後も関連作品は展開されていくのではと予想されている。

そんな『ワイルド・スピード』シリーズは毎回限界を超えていくアクションが見どころだけれど、その中でも27億円という莫大な予算が注ぎ込まれているシーンがあった。

『ワイルド・スピード』で27億円の制作費!納得のシーン

今や約140億円もの制作費を誇る『ワイルド・スピード』シリーズも、第1作目のころの予算は約43億円ほどだった。そんなシリーズの中で約27億円もかけられているというアクションシーンは、シリーズ5作目の『ワイルド・スピード MEGA MAX』に納められている。

それは、映画の序盤でポール・ウォーカー演じるブライアンたちが、高級車を強奪しようとするスリリングなシーン。それについて、『ワイルド・スピード』シリーズでテクニカルアドバイザーを務めていたクレイグ・リーバーマンは、シーンがどのように撮影されたかを米Carbuzzに明かした。

このシーンで使われたスタントカーの1台は、1963年製のシボレー・コルベット・グランド・スポーツ・ロードスター。とはいえ本物の車を破壊するのは高価で、車好きを激怒させることになりかねないため、プロデューサーは12台のレプリカを作った。そして、そのほとんどが破壊されてしまったという。

この列車強盗シーンは実際の撮影と、CGIと、グリーンスクリーンを使った撮影を融合させた、最も困難な撮影シーンの一つだったと続けたクレイグ。撮影はカリフォルニア州アトランタとアリゾナで行われ、プロデューサーは撮影用の列車と548メートルもの線路を購入しなければならなかった。その結果、このシーンだけで約27億円もの費用がかかったそう。

画像2: ©︎UNIVERSAL PICTURES
©︎UNIVERSAL PICTURES

つまり、このシーンは実際に荒涼とした大地に引かれた線路の上で、実際の電車を使って撮影されたということ!もちろん爆発などの危ないシーンはCGだけれど、ここを見返してみると、本物だからこそ伝わってくる臨場感がある。

今度『ワイルド・スピード MEGA MAX』を見る機会があれば、是非そのシーンに注目してみて。(フロントロウ編集部)

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