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プリンがおいしいカフェに行こう♪門前仲町の「BAKU Coffee Roasters」へ

  • 2020.12.12
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門前仲町にある「BAKU Coffee Roasters(バク コーヒー ロースターズ)/莫珈琲焙煎所」は、自家焙煎のコーヒーを出すロースタリーカフェです。唯一のフードメニューであるプリンが評判を呼び、プリンを目当てに訪れるお客さんも増えているのだとか。こだわりのコーヒーとプリンをレポートします!

材木倉庫をリニューアル!門前仲町で自家焙煎コーヒーを

「BAKU Coffee Roasters(バクコーヒーロースターズ)」がオープンしたのは2019年3月。清澄白河のカフェ「ARiSE COFFEE ENTANGLE(アライズコーヒー エンタングル)」出身のバリスタ・岡村澄さんが、隣駅の門前仲町に開いたロースタリーカフェです。

門前仲町は古くから材木店が多いエリアで、「BAKU Coffee Roasters」の建物も元は材木倉庫。ほぼDIYでリノベーションしたそうで、倉庫だった名残で天井は高く、居心地のよい空間です。

店内にはレトロな焙煎機が鎮座するほか、コーヒー生産地に赴くこともある岡村さんが集めたというタイの植物に、DIYの跡がうかがえる工具類なども並ぶ、こだわりが溢れたインテリアにも注目です。

唯一のフードメニューはプリン。個性的なコーヒーにぴったり

以前に勤めていた「ARiSE COFFEE ENTANGLE」でプリン作りを担当していたという岡村さんが(アライズではブラジル風プリンの「プジン」が人気!)、自身の店の唯一のフードメニューに選んだのも手作りプリンでした。

オーブンでじっくり蒸し焼きをした、なめらかな味わいのプリンを提供しています。

「プリン」(300円)は卵と牛乳、そして砂糖の代わりに練乳を入れて作っており、やさしい甘みにほっとする一皿です。カラメルは、三温糖を焦がしてから水を加えて仕上げています。

シンプルだからこそ、「BAKU Coffee Roasters」の個性的なコーヒーにぴったりのプリンとなっています。雑誌などでも紹介されたことで、プリンを楽しみに訪れるお客さんも増えているのだそう!

コーヒー豆はアジア産がメイン!一杯ずつハンドドリップで

コーヒーはすべてシングルオリジンで、タイやミャンマーなどアジア産の豆にこだわっています。常時7種類ほどあり、そのうち5~6種類がアジア産。なかでもメジャーな生産地のコーヒー豆から、日本ではあまり飲まれることのないレアな生産地のものまで……!どの豆を選んでも1杯450円と、希少なコーヒーも試しやすい価格です。

「他のお店でやっていないことを。」と岡村さんが話すように、アジア産のコーヒーだけを何種類も置いているお店はあまりないので、コーヒーが好きな人はこの機会にいろいろと聞いてみるといいかも!

コーヒーは注文が入ってから、ハンドドリップで。カウンターかテーブル席で、じっくりいただきましょう。

プリンのテイクアウトはできませんが、ドリンクは持ち帰りも可能です。ラテやマキアートなどのエスプレッソドリンクもあります。

コーヒー豆は、岡村さんがお店で焼いています。最近はデジタル仕様の焙煎機を使用するお店が多いですが、岡村さんが使うのはアナログな国産の焙煎機。コーヒー豆は100gあたり850円で販売もしているので、チェックしてみて。

プリン目当てのカフェ巡りも楽しめて、コーヒー好きの探求心をも満たす「BAKU Coffee Roasters」。ぜひプリンとコーヒーの最高の組み合わせを味わってみてください。

Text:泉友果子
Photo:日高奈々子

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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