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「技と意味がぴったりすぎる!」炭治郎が使う「干天の慈雨」は実際にある言葉だった...!

  • 2020.12.20
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子供から大人まで、多くの世代から人気を集めている『鬼滅の刃』。

ニュースで取りあげられることも多く、「鬼滅の刃」という言葉は流行語大賞トップ10にもランク入りしました。

今回は作品に登場する「干天の慈雨」という言葉の読み方について紹介していきます!

『鬼滅の刃』で登場する「干天の慈雨」とは?

「干天の慈雨」は主人公、竈門炭治郎(かまどたんじろう)が使用する技名で、炭治郎は家族思いの非常に優しい性格が特徴です。

敵である鬼の中にも、ただの悪者ではなく、鬼であることに苦しみながら生きている鬼もいて、「干天の慈雨」はそんな苦しむ鬼を、痛みを与えずに優しく討ち止める技で、炭治郎の優しい特徴が滲み出た技と言えるでしょう。

「干天の慈雨」の読み方

では、「干天の慈雨」の読み方をご紹介します。

読み方は「かんてんのじう」です!

正しく読むことはできましたか?

読み方自体はそれほど難しくなかったかもしれませんが、実は「干天の慈雨(かんてんのじう)」という言葉は、『鬼滅の刃』で登場する技名とは別に、実際に日本語として存在しているんです。

実は、「干天の慈雨」とは「待ち望んでいた物事の実現のためや、困っているときの助けとして差し出される救いの手」をたとえて使われます。

たしかに、炭治郎の技「干天の慈雨」も苦しんでいる鬼をまるで救い出すような役割を果たしており、前述の「干天の慈雨」の意味に通じるものがあります。

作者の方もこの言葉の意味をもとに「干天の慈雨」という技名を考えたのかもしれないと思わず想像を膨らませてしまいます。

まとめ

「干天の慈雨」は「かんてんのじう」と読み、「待ち望んでいた物事の実現のためや、困っているときの助けとして差し出される救いの手」のたとえとして使われます。

この言葉のように、『鬼滅の刃』で登場する言葉には、作中の造語ではなく、実際に日本語として存在するものが多数あります。

気になる方は他の言葉の意味も調べてみると、作品を見るのがより楽しくなるかもしれません!



※本文中の登場人物の漢字や読み方に関する内容は、『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴/集英社)の公式HP及び原作を基にしております。