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ダイアナ元妃のウエディング・シューズに隠されていた秘密

  • 2020.12.10
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一大イベントであるロイヤル・ウエディングでは、細部まで念入りに計画が立てられるもの。1981年に行われた、チャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式の際は、ダイアナ妃が履く靴にも細心の注意が払われたのだとか。

王室伝記作家で歴史家のロバート・レイシー氏の著書『バトル・オブ・ブラザーズ(原題:Battle of Brothers: William and Harry – The Inside Story of a Family in Tumult)』によると、ある理由から、結婚式当日に履くダイアナ妃の靴は、特別な配慮が必要だったそう。

「精巧に作られた、花嫁のアイボリーのシルクタフタドレスに合わせたのは、153ヤード(約140メートル)のレースのベール、先祖伝来の家宝である18世紀のティアラ、そして、542個のスパンコールと132個のパールが縫いつけられたシルクシューズ—そのヒールは、花婿の背を超えないよう、意図的に低くしてあった。5フィート10インチ(約178センチメートル)のダイアナ妃は、チャールズとまったく同じ身長だったのである」(『バトル・オブ・ブラザーズ』より一部抜粋)

ヒールの高さを決める理由としては決して喜ばしい理由ではないものの、ウエディング・シューズそのもののゴージャスさは、否定のしようがないほど。

25ans Wedding

ヒールは低くせざるを得なかったものの、結婚式当日は、あらゆる場面で堂々とした態度を見せた、ダイアナ妃。

レイシー氏によると、「ふたりが結婚の誓いを交わす段になると」「ダイアナ妃は、英国王室史上初めて、夫を愛し、敬い、大切にすることは約束するものの、必ずしも『従う(obey)』ことはしないとする花嫁となった」そうです。

翻訳/mayuko akimoto Photo Getty Images From marie claire

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