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子ども産む前はわからなかった…超シンプルな育児の現実【ちょっ子さんちの育児あれこれ 第28話】

  • 2020.12.10

ウーマンエキサイトの読者の皆さま、こんにちは。ちょっ子です。

子どもが産まれる前は「ああしようこうしよう…」って想像していたけど全然思った通りにいかなかった…
ということって、ありませんか?
私ももちろんその1人。私の子育てにおいて「思ってたんと違う」 だった一番最初のエピソードをお話ししたいと思います。

息子を妊娠したことがわかった時。
実母はすでに亡くなっていますが近くに昔から母親代わりだった叔母がいて助けてくれること、高齢の祖父母にできるだけ早く赤ちゃんに会わせてあげたいという思いから里帰り出産をすることに決めました。

この時期の仕事は、夫のデザインの業務のお手伝いをする程度にとどめていたので
里帰り中は実家にパソコンを持ち込み、夫の要請があればメールや電話で連絡を取りながら軽い作業をしていました。



産後も約二ヶ月、実家に滞在することになっており、
その間もこの調子で簡単な仕事ならできるだろうと考えていました。

そして息子が生まれ…。



私は初めての育児にさっそくヒーコラ言っていました。
退院後10日ほど経ったある日のこと…。



体の痛みは回復してきたので、夫の仕事を少し手伝うことになりました。





そしてパソコンに向かい作業をしようとしたその時、私は重大な事実に気づいたのです。



生まれたての息子は当然首がすわっていないため、頭に手を添えておかねばなりません。
あぐらをかいて座り息子を抱え込むようにして左手で首を支えれば右手はあくけど、そうなるとキーボードの操作はもうできませんよね!

布団に寝かせたら泣いてしまうし、その時はたまたま家に私と息子しかおらず、誰かに息子を託すこともできません。



どうしてこんな基本的なことを想像できなかったのでしょう…。
産んだ後も、簡単な作業なら自分の都合でできると思っていたなんて本当に甘かった…!
仕事している横でおとなしくしててはくれるとはかぎらないし、抱っこしてしまうと物理的に手が足りないのです。

赤ちゃんがいると「今すぐやらなきゃいけないこと」は高確率でできない場合が多い。
今ならそれが当然のこととわかるのですが、当時の私は実際にその場面にぶちあたるまで想像できていなかったのです。

夫も実際の様子を見ていないので「できない」という意味がわからなかったようで、話してもなかなかピンときてもらえず悲しかったですね…。

「子どもにかかりっきりで絶対に何もできないタイミングがある」、「ひとりで子の面倒を見ながら仕事するのは不可能」という、どシンプルな育児のセオリーを思い知った最初のできごとでした。

(ちなみにこれを皮切りにこの後も、保育園に入れない…など数々の「思ってたんと違う」に見舞われます!)

(ちょっ子)

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