1. トップ
  2. ネイル
  3. 最先端ブーム! 全国のネイル男子と中継。男たちのディープな“ネイルライブ”実施レポート

最先端ブーム! 全国のネイル男子と中継。男たちのディープな“ネイルライブ”実施レポート

  • 2020.12.9
  • 1725 views

男性も女性と同様に美を追究する時代、メイクだけでなくごく自然にネイルアートを楽しむ男性が増えつつある。そんなネイルの楽しさを、興味がありながらもまだ未経験な男性たちへ向けて伝えるべくイベントを開催した。全国からおしゃれ好きなネイル男子たちを召集し、12月5日(土)に開催したYouTubeライブ「男たちの夜な夜なネイルトーク」。ネイル男子たちが集結したディープな生配信の様子をレポートしよう。

アメリカのネイルブームを受けて、ネイルアートが日本に上陸したのは1970年代のこと。今では美容室と同じように街のいたるところにあるネイルサロンだが、メイクと比べてまだ歴史も浅いが、今ではメンズネイリストも増えてきており、まだまだ男性にも浸透しそうなポテンシャルを秘めた美容ジャンルである。

今回、番組のMCを務める芸人XXCLUBの大島育宙さんは、月1のネイルサロン通いをライフワークにしているネイル男子のひとりだ。コントでの女装のクオリティが話題のゲスト、ダニエルズのあさひさんと一緒に、番組のために“ネイルサロン”化したHarumari編集部のオフィスから配信を盛り上げてくれた。

ネイル芸人、大島さんのネイルチャレンジを見守る

外出自粛でネイルサロンに通えなかった際、ジェルネイルキットを購入しセルフでネイルアートを行なっていたという、大島さん。番組最初のコーナーではそんな大島さんがゲストのあさひさんの手にネイルアートを施すことに挑戦。Harumariが用意した3つのアートをあさひさんの爪に施していくのだが、自粛中に数回の経験はあってもほぼ初心者。番組前の楽屋トークでは「失敗して汚くなっちゃったらごめんなさい」と少々不安な様子。

一方であさひさんにネイルアートの話を伺うと、実は高校時代にネイルアートをしていたことが発覚。バンドマンだったことからライブの時などにマニキュアで爪を目立たせていたそうだ。今ではネイルアートはしていないものの、普段コントでメイクやスカートを着用していることもあり、「新しいネタを開拓できるかも」とネイルアートに対してかなり前向きだった。

そんな2人が最初にトライするのは、ネイル業界で今年人気が再熱しているマグネットネイル。女性の読者でも気になっている、聞いたことがあるひとも多いのではないだろうか。原理は小学校の時に行なった砂鉄の実験と同じで、鉄粉入りの専用ジェルを塗り、乾く前に磁石を当てることで模様を作るネイルアートだ。ちょうどこの日の爪がマグネットネイルだった大島さんは、「このマグネットで模様を作るという原理が、男子の感覚にグッとくる」とお気に入りのようだ。

早速施術を始めると、「爪が大きくて面積が広いから塗りやすい!」と大島さんがあさひさんの手を大絶賛。粘度があるジェルはきれいに塗布するのが難しいにもかかわらず、爪の全体にきれいに色を載せることができた。画面では分かりづらかったが、磁石の使い方もバッチリで、本番前の不安もなんのその。

続けてチャレンジするのは大島さんがお気に入りだという箔を使ったネイルアート。こちらも先ほどのアート同様、手順がかなりシンプルなので初心者でもトライしやすい。

そんななか最初に箔を貼ろうとすると、箔がうまく爪に付かないというハプニングも。「もう一度ベースコートを塗ってから箔を貼るのがいいですよ」という視聴者からコメントが届き、その的確なアドバイスに従って、なんとか箔をつけることに成功。このようなハプニングを、視聴者との共同作業で解決していけるのも生放送ならではである。

施術を重ねるごとにジェルネイルに馴れてきた大島さん。最後に挑戦するアートは、プロのネイリストのように筆を使ったアートだ。最初の2つのアートは、初心者に向けてマニュキュアタイプのハケ付きのネイルラッカーを使用していたが、筆を使う今回は、筆圧やジェルの量などに注意しながらムラなくジェルを塗布するのがポイントとなる。

「触りすぎですね!」と視聴者から厳しい意見をいただきつつ、多少ムラになってしまったもののなんとかパープルのジェルの塗布が完了。男性からも人気の高いミラーネイルで爪先にアクセントを加えたら完成だ。3つの中では1番、デザインの変化が目に見えて分かるアートに仕上がった。

ネイル男子たちのこだわりのネイルアートをキャッチ!

さて、大島さんのネイルアートチャレンジが完成したところで、今夜のメインイベントとなる、ネイル男子たちとのトークセッションのコーナーへ。Harumari TOKYOが全国から招集した6人のネイル男子たちと中継をつなぎ、各々のネイルアートを見せてもらったり、ネイルアートの魅力を語ってもらった。

洋服に合わせてアートを決める男子やネイリストさんに完全お任せでオーダーする男子、イベントの時だけネイルアートをしたり、髪色とネイルのカラーを合わせたりと、アートの選び方も千差万別。デザインのこだわりもみんなバラバラだったが、全体的にシルバーやラメを使ったアートが多かったことを受けて「男子はキラキラしたものが好きなんですかね」と大島さんがコメント。配信時間の都合上、短い中継時間だったが、女性とはまた異なる男性のネイルアートの楽しみ方を垣間見ることができた。

あっという間に60分が過ぎ、番組もエンディングへ。ネイルアートをやってみてツールもシンプルで簡単だったことに驚いたという大島さん。あさひさんも大島さんが施術をしたアートを気に入っており、番組終了後は写真撮影を楽しんでいた。

今回のライブでは、男性と女性の視聴者がコメントをし合っており、ジェンダーを超えて一緒にネイルアートを楽しむことができた。この日の夜のように、女らしい・男らしいという概念にとらわれず、自然に生活に馴染むものとしてもっとネイルアートが普及される日はそう遠くはないかもしれない。まさに今、時代がステップを踏んでいる最中なのだ。

XXCLUB 大島育宙
タイタン所属。漫才コンビXXCLUB。YouTubeチャンネル「コンテンツ全部見東大生」配信中。現役東大院生でもある。

ダニエルズ あさひ
お笑いコンビ ダニエルズのメンバーで、女装・メイクが得意。毎週月曜日TBS「有田ジェネレーション」出演中。YouTubeチャンネル「ダニエルズふれあい広場」配信中。

元記事で読む
次の記事
の記事をもっとみる