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ウィリアム王子夫妻、王室列車に乗って公務ツアーへ。

  • 2020.12.8
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英ウィリアム王子とキャサリン妃は現地時間6日、ロイヤル専用のお召し列車に乗車。3日間に及ぶツアーで、スコットランド、ウェールズ、北部イングランドを巡る予定だ。

7日、エディンバラに到着した夫妻はマスクを着用して人前に登場。地域のコミュニティセンターや教育施設を訪れつつ、最前線でcovid-19と戦う医療機関を表敬訪問するのが今回のツアーの目的だ。

「People」が報じたところによると、ツアーの間は夫妻にとって、列車の中がプライベート空間になるという。

王室列車の歴史を遡ると、元々ヴィクトリア女王がバッキンガム宮殿に似せてつくったものである。初代のものは、シルクとサテンで23カラットの黄金で装飾した9車両で構成されていたが、エリザベス女王によって1977年に現在の実用的なデザインに変更されている。

夫妻の使用するスイートルームにはシングルベッドが用意されているほか、専用のバスタブ、書斎、12席のダイニングルームもあり、“車輪のついた宮殿”という評判通り、コンパクトながらも快適に過ごせそうではある。とはいえ、幅をとれない狭い列車であることには変わりなく、夫妻が同じ部屋で過ごすことはなさそうだ。

ちなみに王室列車を利用するのは、ウィリアム王子は過去に何度かあるものの、キャサリン妃にとっては今回が初。一方でメーガン妃は、2018年6月にエリザベス女王の公務に同行した際、乗車した経験がある。なお、ハリー王子は王室列車に乗ったことはなく、それだけ特別なシチュエーションでのみ使われる稀有な存在として知られている。

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