【毎日おやつ】野菜のまろやかあんとパリッと皮がたまらない「野菜最中」／東京都

全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は東京都の「野菜最中」をご紹介します。

真っ白な皮にスライス野菜がちょこん♪見た目も美しい最中

まん丸で真っ白な皮の上に、野菜のスライスをのせた美しくもユニークな「野菜最中」。いただく直前に皮とあんを合わせるから、皮はサクッと香ばしく、クリーミーな野菜あんはフレッシュなまま。最中の皮にのせられた野菜の香ばしさもしっかりと感じる、新ジャンルの野菜スイーツです。

小箱に詰められているのは「黒胡麻と木の芽」「蓮根」「薩摩芋」の3種。「黒胡麻と木の芽」のあんは手芒豆の白餡とたっぷりのすり黒ごまが相性抜群、「蓮根」のあんは細かく刻んだ蜜漬けの蓮根が入った新食感。角切り薩摩芋が入った懐かしい甘みの「薩摩芋」あんもたまりません。和の味わいの中にバターや生クリームなど洋のエッセンスも感じられ、野菜の甘みがいっそうまろやかに味わい深く感じます。

麻布十番に店を構える、野菜スイーツブランド「麻布野菜菓子」。代表を務める花崎さんは、実はグラフィックデザイナーが本職。ふとしたきっかけから野菜の世界に興味を持ち、10年前にスイーツの世界へと転身したのだそう。

そのため、野菜が引き立つようにと考案された真っ白な最中の皮や、3色のブランドロゴがあしらわれた小箱など、お菓子自体もパッケージもおしゃれ。見た目もおいしさを構成する大切な要素と考える花崎さんならではのセンスが、随所に光ります。目も舌も喜ぶオンリーワンの最中を今日のおやつにいかがですか？