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コンセプトは着物…新フレグランスは「内面からの美を引き出す香り」

  • 2020.12.5
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気になるコスメの開発秘話をお届けする「コスメラボ」。今回はDECORTEのコスメデコルテ キモノ ユイ オードトワレ、リン オードトワレ、キヒン オードトワレ、ウララ オードトワレです。

内面美を引き立てるモダンで洗練された香り。

お気に入りのフレグランスを纏(まと)うことで、リラックスできたり、気分が高まったり…。様々な変化がある今、改めて香りの存在に注目が高まるなか、コスメデコルテから、新フレグランスが発売に。

「ブランド誕生50周年を迎えたこともあり、コスメデコルテが大切にしている“気品”を新たな角度から、よりグローバルにお届けすべく誕生したのが、このフレグランスシリーズです。日本生まれのブランドとして、着物をコンセプトに、日本ならではの情緒的な美しさや魅力を、4種の香りで表現しました」(コスメデコルテ プロダクトマネージャー・藤永あすかさん)

4つの香りはどれもフローラル系で、モダンで透明感がありつつ、重厚感や深みも感じる仕上がり。

「ヨーロッパの調香師に依頼をしたのですが、コンセプトはもちろん、日本の魅力をとことん追求してくださり、菖蒲(あやめ)や酢橘(すだち)など、日本らしい花や果実のエッセンス“ジャパンアコード”を取り入れたモダンな仕上がりになりました。また、共通の香料として天然のサブリムローズエッセンスを配合し、上品な奥行きも加えています」

香りのネーミングも印象的!

「調香師の提案もあり、ブランドとして初めて日本語を商品名に採用しました。メインの香りはキヒン(気品)。菖蒲の持つ上品さを表現した、知的で高貴なまさに気品を纏える香り。ユイ(結)は、爽やかな酢橘から最後はバニラが柔らかく際立つ、幸せを引き寄せるような透明感のある香り。ウララ(麗)は、神秘的な睡蓮にみずみずしい林檎などが加わったフレッシュな香り。リン(凛)は、砂糖漬けにした梅や、ジャスミンが官能的な一面も見せつつ、ラストはパチュリが優しく包み込む、女性の二面性を表現した存在感のある香り。どれも内面からの美を引き出す香りになっています」

日本独自の文化である着物をコンセプトにしたフレグランスシリーズ。着物を纏った時に自然と洗練される、凛とした佇まいや優雅な所作など、情緒的な美しさを4つの異なる香りで表現。右から、コスメデコルテ キモノ ユイ オードトワレ、同 リン オードトワレ、同 キヒン オードトワレ、同 ウララ オードトワレ50ml各¥8,000(コスメデコルテ TEL:0120・763・325)

※『anan』2020年12月9日号より。写真・田村昌裕(FREAKS) スタイリスト・荻野玲子 取材、文・松原 彩

(by anan編集部)

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