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【宇都宮】お城好きは必見!難攻不落の宇都宮城!御城印が販売開始!「宇都宮城址公園」

  • 2020.12.5

こんにちは!地域特派員のティンクです。

最近は新型コロナウイルスによる感染拡大が懸念されることから、他県に行くことを控えているのですが、自由に旅行ができたときは、他県の美味しいものを食べたり、お城などを見たりするのが楽しみでした。

この事態が終息したら、次はどこのお城を見に行こうかなーと考える今日この頃ですが、なんとなんと、よく行く近くのお城が御城印を発行しているそうじゃないですか! 早速、宇都宮城址公園に行ってみましょう♪

宇都宮城って?
出典:リビング栃木Web

宇都宮城は、関東七名城のひとつとして数えられ、戦国の世を生き抜いた難攻不落のお城です。 家康の懐刀といわれた本多正純の大改造により、約1キロ四方の広さを誇った堅牢な宇都宮城でしたが、1868年に起こった幕末の戊辰戦争で、旧幕府軍の大鳥圭介・新撰組の土方歳三らと新政府軍との激しい攻防の舞台となり、残念ながらその戦火によって建物の多くは焼失してしまい、堀や土塁も崩されてしまったとのことです。

宇都宮市制110周年を迎える平成18年度に、関東七名城といわれた宇都宮城の一部を復元し、平成19(2007)年3月にいまの宇都宮城址公園が完成しました。

出典:リビング栃木Web

宇都宮市役所横の駐車場から「みどりの小径」を通り、「おほり橋」を渡ると宇都宮城址公園があります。 昔はこの名前があったわけではなく、宇都宮市民の方からの公募で決まったそうです。

出典:リビング栃木Web

関東七名城の宇都宮城にふさわしい、とても素敵な名前ですよね。

いざ!城址公園へ
出典:リビング栃木Web

宇都宮城址公園の地図がはっきりと写っていないのでわかりにくいと思いますが、復元されたのは本丸土塁の一部なんです。 宇都宮城全体を復元するのには、広大な敷地がないと難しいみたいですね。

「おほり橋」を渡ったところは、復元された土塁が一部トンネル状になっていて、「宇都宮城ものしり館」や「まちあるき情報館」といった宇都宮城に関する資料を展示している施設が入っています。

出典:リビング栃木Web

「宇都宮城ものしり館」や「まちあるき情報館」には、資料や模型がありました。 桃太郎さんの山車が間近に見られます。 装飾もきらびやかですね!

出典:リビング栃木Web

「城址公園ができるまで」も、わかりやすくパネルになっていましたよ。 土壁の構造についても、こんな風になっているんだ~とじっくり見てしまいました。

出典:リビング栃木Web

ふむふむ。御城印はこちらではなく清明館でいただけるそうです。 御城印の前に土塁に上がってみることにしました。

さっそく上ってみましょう♪
出典:リビング栃木Web

土塁上に建つのは、復元された富士見櫓(やぐら)と清明台です。 まずは清明台から見てみましょう♪

出典:リビング栃木Web

清明台は本丸の土塁北西部にあった櫓です。 他の部分よりも高いので、「天守閣の役割をはたしていたのではないか」などと言われているそうですよ。

出典:リビング栃木Web

木造2層で、本瓦葺き、土壁は白漆喰塗りで作られています。 一階部分は午前9時から午後7時まで公開していますよ。

出典:リビング栃木Web

櫓(やぐら)の中は二階建てになっていますが、通常はのぼることができません。 通常は毎月第3日曜日の午前11時から午後2時に開放していたのですが、新型コロナウイルスの影響で一時期中止になっていました。 今月は、12月20日(日)に富士見櫓の2階が特別開放されるそうなので、のぼってみたい方は、お問い合わせしてからお出かけくださいね。

出典:リビング栃木Web

外堀からの清明台です。かっこいいですね!

清明台から富士見櫓へ
出典:リビング栃木Web

清明台から本丸のあった場所を見渡すと、清明館と広場が望めます。 ウォーキングをしている方や、キャッチボール、サッカーなどスポーツを楽しむ方々。 お昼には、ベンチでランチをする方もいらっしゃって、地域の皆さんに愛される素敵な公園だということがわかりますね。

出典:リビング栃木Web

土壁白漆喰塗りの土塀は長さが約160メートル、高さは約2.6メートルあります。 土塀の向こうには、富士見櫓が見えます。

出典:リビング栃木Web

富士見櫓は本丸の土塁の南西部にありました。 天気の良い日は、櫓の二階から富士山が望めるそうですよ♪ こちらも通常公開をしていないので、今月の特別開放は要チェックですね!

出典:リビング栃木Web

清明台と同じく、木造2層で本瓦葺き、土壁は白漆喰塗りで作られています。 漆喰の壁がとってもきれいですね! 清明台よりも、富士見櫓の方が少し広いんですよ。

出典:リビング栃木Web

中には富士見櫓の模型が置いてありました。 本瓦葺きも細かく作られていますね。

御本丸広場からの景色
出典:リビング栃木Web

御本丸広場から富士見櫓をぐぐっと見上げると、太陽に照らされて輝いて見えました。

ちなみに外堀からみた富士見櫓はこんな感じ。

出典:リビング栃木Web

同じような角度ですが、こんなに見え方が違うんですね。 こちらの場所から見る富士見櫓もお気に入りです♪

出典:リビング栃木Web

土塁の一部がくり抜かれていて、その中には歴代城主の家紋の「のぼり」がシャッターの中にありました。 説明文でよく見えないので、もっと間近で見たい…。

お堀と門と
出典:リビング栃木Web

お堀はお水が抜かれていて空堀になっていました。 お水が入っていると外堀が一段とかっこよく見えるのですが、空堀もなかなか見られないので見られてよかったです。

出典:リビング栃木Web

こちらの清水門は清明館の近く北東側にあります。 日光社参の時には、将軍がこの門を通って御成御殿に向かったとのことです。 でも、いまは門がないので、いつか復元されるのを心待ちにしております!

出典:リビング栃木Web

清明館近くから見た富士見櫓です。紅葉した葉に白漆喰の壁が映えますね。 桜の季節は、桜と富士見櫓が楽しめるこの場所が、私のお気に入りです♪

御城印をいただきましょう

宇都宮城址公園の東側に位置するこちらが清明館です。 二荒山神社や宇都宮中央郵便局方面からくるときは、こちらの橋を渡って来てくださいね。

出典:リビング栃木Web

清明館には、歴史展示室や和室など皆さんの文化活動に密着した多目的スペースがあります。

出典:リビング栃木Web

こちらが入り口です。宇都宮城ののぼりが目印です。 さっそく中に入りましょう♪

出典:リビング栃木Web

清明館の中に入って、すぐ右手に御城印発券機があります。 御城印は300円。御城印帳は2000円です。 御城印はこちらの発券機で引換券を購入して、右側の事務所で交換してもらいます。

出典:リビング栃木Web

御城印帳も宇都宮城オリジナルです! 宇都宮城の小さいのぼりが可愛いですね♪

出典:リビング栃木Web

令和2年10月18日に開始された、宇都宮城の御城印と御城印帳。 御城印には、歴代城主の家紋と復元した清明台(櫓)がモチーフになっています。

何を隠そう、私は初日に頂いてきましたが、日にちを入れていなかったのでちょっと後悔。 もったいないので、このまま大切にしたいと思います♪

御城印帳は、ポケット面とスタンプ面があるので、他の御城印を入れることもできますよ。 表紙には宇都宮城の古地図が印刷されています。 御城印帳を見ながら、いつか本丸も復元してくれたらいいな…と思いをはせる私でした。

出典:リビング栃木Web

春夏秋冬、桜から紅葉と季節の移り変わりが楽しめる宇都宮城址公園。 ぜひ、登城の記念に御城印はいかがでしょうか?

宇都宮城址公園 住所/ 宇都宮市本丸町 旭1丁目地内(宇都宮市役所東側) 電話番号/ 028-632-2529〔都市整備部 公園管理課 管理グループ(市役所11階)〕、028-638ー9390(清明館) 開館時間/ 9:00~19:00 閉館日/ 年末年始

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