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ワークアウトにテクノロジーを取り入れるべき? メリット&デメリットは?

  • 2020.12.3
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バイオメトリック・トラッキング(生体情報追跡)はパフォーマンスの向上に欠かせない。フィットネストラッカーは「もっと動こう」という気にさせてくれる。心拍数モニターは運動強度を瞬時に教えてくれるので、目標の有酸素能力や体重に合わせて運動強度を調節できる。実際にこのようなテクノロジーをワークアウトに取り入れるべき? 今回はこの内容をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

「テクノロジーを使えば、体内で起きていることのスナップ写真が手に入ります」と話すのは、フィットネスジム『Life Time Fitness』のパーソナルトレーニング部門長でパーソナルトレーナーのナタリー・アブリエム。このジムではパーソナルトレーニングの顧客に包括的な代謝プロフィールを提供し、最大限の結果を出すためメンバーに各種フィットネス機器の利用を勧めている。

とはいえ、テクノロジーがいつも有利に働くとは限らない。その情報を真剣に捉えすぎると頭が混乱して収拾がつかなくなるし、最悪の場合、その情報が間違っていることもある。それを念頭に置きながら、テクノロジーに頼るべきシチュエーションと頼るべきでないシチュエーションを見ていこう。

テクノロジーは、心拍数トレーニングの最適化に大いに役立つ。意外かもしれないけれど、ほとんどの人は頑張りすぎ! トレーニングから最大限の効果を引き出すためには、異なる強度(=心拍数)で走る必要がある。「毎回速く走らずにいられないアスリートには心拍数モニターを使います」と話すのは、ランニングコーチで認定ストレングス&コンディショニングスペシャリストのジャネット・ハミルトン。「軽く走るだけにしては心拍数が高すぎる。その情報が目視できると、だんだん意味が分かってきます」。でも、カロリーの消費量を過大評価するテクノロジーは当てにならない(ほとんどの有酸素マシンや心拍測定機能付きの腕時計がそう)。いつもよりカロリーを消費したと思い込み、食べすぎてしまうことがある。

走行距離を記録して週ごとの進歩を見たいときにもテクノロジーが役に立つ。でも、フィットネストラッカーをつけないとペース管理ができないようでは困る。「フィットネストラッカーの情報に頼りすぎると、適切なペースが“感覚”として身に付きません」とハミルトン。「GPSの位置情報が間違っていたら最後です。マラソン大会で高層ビルの合間を縫って走るときは、そうなりますよね」

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Amy Roberts Translation: Ai Igamoto

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