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イーロン・マスクの息子X AE A-XII、生後半年にして「スペースXのDNA」を発揮

  • 2020.12.2

アーティストのグライムスが、テスラ社CEOであるイーロン・マスク氏との間に生まれた生後6ヶ月の息子「X AE A-XII」の貴重な写真を公開。0歳の息子が興味を示している絵本から漂う、“スペースX代表のDNA”がすごい。(フロントロウ編集部)

難解な名前が話題になった「X AE A-XII」

今年2020年2月に最新アルバム『ミス・アントロポセン(Miss Anthropocene)』をリリースしたカナダ出身のアーティストであるグライムスが、恋人でテスラ社CEOであるイーロン・マスク氏との間に生まれた生後6ヶ月の息子X AE A-XIIの写真をインスタグラムのストーリーで公開した。

画像: 難解な名前が話題になった「X AE A-XII」

先日、米Bloombergが発表した最新の世界長者番付で、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏を抜いて世界2位の富豪となったマスク氏は今年5月、グライムスとの間に男の子が誕生したことを報告。

2人は当初、男の子に「X Æ A-12 Musk」という名前をつけたことを報告。その難解な名前も話題になっていたが、カリフォルニア州の法律に合わせて「X AE A-XII」という名前で出生証明書が提出されたことが明らかになった。その発音については諸説あり、グライムスは「エックスエーアイエートゥエルブ」、マスク氏は「エックスアッシュエートゥエルブ」と、「Æ」の部分に関しては、両親とも異なる発音をメディアに明かしている。

グライムスがX AE A-XIIの写真を投稿

そんななか、今回母親であるグライムスが珍しくX AE A-XIIの写真を公開。インスタグラムのストーリーに、とある絵本に興味を示しているX AE A-XIIの写真を投稿した。

一見すると、母親が子供に絵本の読み聞かせをしているよくある光景の一つにも見えるこの写真だけれど、宇宙開発企業であるスペースX社のCEOも務めるマスク氏の息子らしく、星のデザインが散りばめられたベビー服を着たX AE A-XIIが興味を示している本をよく見ると、「(※ハッブル宇宙望遠鏡をもじったと見られる)バブル宇宙望遠鏡」という文字が書かれているのを見ることができる。

グライムスとマスク氏が日頃からこのような本に触れさせているのが理由なのかもしれないが、どうやら、X AE A-XIIは生後半年にして早くも父親と同じく宇宙に関心を持っているよう。

一方、X AE A-XIIは、その唯一無二の感性で音楽シーンで異彩を放っている母親グライムスから受け継いだDNAの片鱗も見せており、グライムスは以前、米New York TimesとのインタビューでX AE A-XIIが「過激なアートに興味」を持っていることを明かしている。グライムスによれば、X AE A-XIIはフランシス・フォード・コッポラ監督による1979年の戦争映画『地獄の黙示録』がお気に入りなのだという。

早くも、宇宙開発者ならびにアーティストとしての片鱗を垣間見せているX AE A-XII。その将来が末恐ろしい。(フロントロウ編集部)

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