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誰よりも好きなはずなのに憎い。負の感情が生まれてしまう心理

  • 2020.11.29

あなたは誰よりも愛している恋人が時折憎らしく感じることはありませんか。大切なはずなのに憎しみにも似た感情がわいてくる。一度は経験したことがある方が多いのではないでしょうか。この不思議な感情は、なぜ生まれるのでしょうか。

愛しているのに憎らしい感情

誰よりも愛しているはずなのに憎らしい。大切にしているはずの恋人にこのような複雑な感情を抱くことがあります。

愛している人を前にして、あふれ出る強い感情を必死に抑える経験をされ方は多いでしょう。嫌いな相手に向けられる憎しみとはまた違った実に厄介な感情です。

愛と憎しみは表裏一体

愛することと憎むことは相反する感情ですが、まったく別物というわけではありません。表裏一体の関係にあるといえばわかりやすいかもしれません。

つまり、愛しているからこそ憎い気持ちが生まれてくるのです。そもそも愛するという気持ちが根底になければ憎しみは生まれません。愛情の裏返しが憎しみだということです。

愛が憎しみに変わる瞬間

愛情が憎しみに切り替わるきっかけには、失恋や相手の浮気、日頃の不満などさまざまなことが理由として挙げられます。

たとえば、ずっと片思いをしていた相手に勇気を出して思いを打ち明けたのに思いが届かなかった時などにそれは起こります。こんなに好きで愛しているのに相手は自分の気持ちを受け入れてくれなかったと愛が突然、憎しみに変わるのです。

また、長く付き合っている恋人と些細なことで喧嘩して、なぜ理解してくれないのかと長年積もりに積もった不満が爆発して憎しみに変わることがあります。

愛が憎しみに変わった時の対処方法

強い愛情が一転して憎悪に変わった時、感情の赴くままに行動すれば破滅的な結末を迎えることになります。そうならないためにも、自分の感情としっかりと向き合わなければなりません。

まずは、憎しみの気持ちを暴走させる前に一度大きく深呼吸してみましょう。単純な方法ですが、気持ちを落ち着かせるには効果的です。冷静になれば相手へのネガティブな感情も客観的に見ることができます。自分の気持ちばかりを優先させて相手の気持ちを思いやることを忘れると、何もかも相手が悪いように感じてしまいます。

相手に無理な要求をしていないか、期待をしすぎていないか、自分に悪い点はなかったかなど、冷静に自己分析することで本来の自分を取り戻すことができるのです。

相反する感情と冷静に向き合おう

愛情が憎しみに変わる瞬間は誰にでもあります。それは愛しているがゆえに起こる仕方のないことなのです。しかし、憎しみをコントロールできずに暴走させてしまうと、相手との関係にもヒビが入ってしまいます。そうなる前に、一度冷静になって自分自身を見つめるようにしましょう。

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