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「丸亀製麺」の原価率はいくら?

  • 2020.11.30

「丸亀製麺」は、本格的な讃岐うどんが格安で食べられる人気のうどんチェーンですが、こんなに低価格でお店の儲けはあるのでしょうか。今回は、丸亀製麺をはじめ、私たちに馴染みのある飲食店の原価率について考えてみました。

■「丸亀製麺」の原価率はいくら?

丸亀製麺のうどんは、いちばん安い「釜揚げうどん」の並が290円(税込)で食べられます。その他のうどんメニューも300~400円台、いちばん高い「辛辛牛焼肉冷麺(※季節限定商品)」でも並は720円(税込)です。

気になる原価率をチェックしてみましょう。丸亀製麺などを運営する「株式会社トリドールホールディングス」が発表する2019年度の有価証券報告書によれば、グループ全体で約26%です。飲食店の原価率は30%前後が目安とされているので、26%というと目安よりはやや低い数値と言えるでしょう。ただしこれは、丸亀製麺以外に経営しているカフェなどの数字も含みます。

なお、丸亀製麺のみの売り上げでは、原価と販売費や一般管理費が占める割合は約86%で、利益率は売り上げの約14%です。飲食店の利益率は平均が9%弱なので、飲食店として優良な数字と言えます。

■モスバーガーの原価率はいくら?

モスバーガーの原価率は50%程度と、他のファストフード店に比べて高いです。マクドナルドの原価率は35%程度なので、両社にはかなり差があります。なぜ、こんなにも原価率が高いのでしょうか?

■中華料理の原価率はいくら?

中華料理店に聞いたところ、定番メニューであるチャーハンや麻婆豆腐は、使う材料によって変わりますが100円程度、エビチリは200円前後だそうです。

「餃子の王将」での販売価格を見てみると、チャーハンが400~450円、麻婆豆腐が450~500円、エビチリが600~650円なので、原価率を計算すると、チャーハンと麻婆豆腐が約25%、エビチリが30%以上です。

■メニューによって原価率が大きく違う

複数メニューのある飲食店では、料理によって原価率は大きく異なります。どれを注文しようか悩んだ時には、それぞれの原価率を想像して、よりお得に食べられそうなものを考えてみるのも面白いかもしれませんね。

文・fuelle編集部

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