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老後資金3000万を準備した夫婦に待っていた悲劇

  • 2020.11.28
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十分な老後資金を準備したように見えても、思わぬ落とし穴にはまってしまう人は少なくありません。「老後資金2,000万円」というパワーワードが世間を賑わせたのも記憶に新しいですが、実は定年前に3,000万円を超える預金残高を持っていながら、優雅な老後とは程遠い生活を強いられてしまう人もいるようです。今回は、夫婦の老後資金にまつわる仰天エピソードを3つご紹介します。

■老後資金3000万を準備した夫婦の大誤算

「息子に怒られてしまいました……。」68歳のMさんは、そう言ってがっくりと肩を落としました。職業人生の最初から最後まで大手メーカー1社で勤めあげ、潤沢な退職金や年金で老後資金は万全、念願だった老後の暮らしを夫婦で満喫していたはずのMさんですが、わずか数年でお金の悩みを抱えてしまったのです。

■お金の管理を夫任せにしていたら……

2019年に金融審議会が発表した「高齢社会における資産形成・管理」によれば、平均的な退職後の夫婦の場合、30年で2,000万円の貯金が必要とされています。「老後資金2,000万円」は一つの目安にされていますが、2,000万円は大きな額ではあるものの、それをクリアすると誰でも安心というわけではありません。今回は60歳時点で2,500万円準備したにもかかわらず、自分たちの家計を把握していなかった夫婦の失敗談をご紹介します。

■老後資金をすべて投資に回した夫婦の末路

老後の資金計画のご相談を受けていると、「投資は必要でしょうか」という質問をされることがあります。確かに金融機関では、老後の生活費が心配な人だけでなく、充分な蓄えがある人にも「豊かな老後」を目指すために投資をすすめてきます。しかし、「投資=豊かな老後」ではないことをしっかりと理解しておく必要があります。

■夫婦間でお金の話はタブーにしない

長年連れ添っている夫婦でも、お金の管理や使い方について詳しく把握していないケースは多くあります。いざ老後を迎えたときに取り返しのつかないことになる危険性もありますので、ぜひ日頃から夫婦間での話し合いを大切にして、老後に備えていってください。

文・fuelle編集部

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