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「人は人、自分は自分」言葉の意味から学ぶ人生の法則とは

  • 2020.11.25

座右の銘として「人は人、自分は自分」という言葉がありますが、この言葉をただ知っているだけでは意味がありません。心から自分と他人を分けて考えられるようになるために、以下ではこの言葉の意味をより掘り下げて考えていきます。

人と違っても良いという意味

自分だけが他の人と違う物を好んだり、選んだりする事が続くと「自分も他の人と同じものを好きにならなければ」と考えてしまう事は珍しいことではありません。

人は群れで生きる生き物なので、どうしても「周囲と同調できなければ不安に感じてしまう本能」が存在するからです。しかし同調することと自分のやりたいことをやるというのは時には反発してしまうものです。

そんな時は自分を殺して同調するか、同調を拒んで孤独だけど自分のやりたいことをやるかという選択になってしまいますし、どちらを選んでも完全に満たされることは無いかもしれません。

そんな時は「人は人、自分は自分」と考えることで無理に共感する気持ちを抑える事ができます。自分のやりたいことを選んだ方が気持ちはスッキリしやすいでしょう。

人それぞれに優れている部分が違う

自分も精一杯頑張っているのに、どうしても他の人のように良い成果を出せなかったりする事はよくあります。しかし、それは人によって得意分野が違うだけであり、その人が何にどれくらい練習時間を割り振ったか、というだけの話でしかありません。

どんなに優れている人にも苦手とする分野は存在しますし、別分野の勝負になればあなたはその人に圧勝するかもしれません。なにか一つの勝負で負けたからと言って「自分はダメなんだ」と思うのはやめましょう。

「人は人、自分には自分の得手不得手がある」ということを忘れないようにし、様々な分野で競えばあなたのほうが優れている部分もあるはずだと思うようにしましょう。

人の持っているものを羨む必要はない

例えば他の誰かがおしゃれな物を好んでいたり、おしゃれな料理を毎日のように食べていたりという話を聞くと、羨ましいな、自分も同じものが欲しいなと思うかもしれません。しかし、物の価値と言うのは人によって大きく変わります。周りの人やテレビなどで持て囃されているから欲しくなるものの、実際に手に入れると大して魅力を感じない物というのは実は非常に多くあります。

今あなたが日常的に使っている物というのは、あなたが無意識に「これが自分に最適だ」と感じているからこそ手に入れたものです。「人は人、自分は自分」に最適なアイテムや物があるため、高価なものを持っている人を羨んでも仕方有りませんし、高くても自分にとって使いやすく良い物だとは限らないのです。

人の基準に振り回されず自分らしく生きよう

「人は人、自分は自分」という言葉は「人はみんな個性や好みがあり、無理に同じになろうとしても不毛で実りがない」という注意喚起でもあります。周囲の人や噂に惑わされて自分が本当に望んでいるものを見失うことが無いように、誰かを見て羨ましく思った時は「人は人、自分は自分」という言葉の意味を思い出しましょう。

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