「何に見える？」あなたの心の中に住む“鬼が出る瞬間”がわかる心理テスト

人の心には少なからず鬼が住んでいるものです。その鬼が前面に出てくる瞬間というのは、人それぞれかもしれません。あなたの心の中の鬼が出てきて、あなたが鬼になってしまう瞬間は、どんな瞬間なのでしょうか？探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.スライサー

2.そり

3.グローブ

4.まな板

図形がスライサーに見えた人は、だらしない人を見た瞬間に鬼になってしまいそうです。例えば、靴下を床に脱ぎ捨てている人や、鼻をかんだティッシュをテーブルに置きっぱなしにする人を見ると、むくむくっと鬼が出てくるのではないでしょうか。

このタイプの人は、きちんとした性格をしていそうです。真面目で丁寧な人でしょう。あなたに任せておけば正確な仕事をしてくれそうです。あなたは自分にも厳しいですが、他人に対しても出来るだけ同じレベルでいることを期待しているかもしれません。

そのため、だらしない人を見るとその期待感を裏切られたと感じ、鬼が暴れ始めてしまうのではないでしょうか。黙っていようと考えて我慢していても、次第に制御が効かなくなり、鬼の形相で怒ってしまうことがあるかもしれません。

図形がそりに見えた人は、いくじなしを見た瞬間に鬼になっていそうです。例えば、やりもしないで口だけ挟んでくる人や、うじうじとネガティブなことを言って行動に移さない人を見ると、少しずつ鬼の形相になっているのではないでしょうか。

このタイプの人は、勇気があり新しいことでもどんどんチャレンジする力のある人でしょう。難しそうに見えることでも、とりあえず一回はトライしようとするのではないでしょうか。あなたがそうやって勇気を出して飛び込める人であるがゆえに、口だけの人を見ると嫌な気持ちになってしまいそうです。

特に、ウジウジとできない理由を並べている人を見ると「この人はこのまま放っておいても何もできやしない」と鬼がささやき始めるのではないでしょうか。そうなると、説得しようとしていた気持ちが怒りに変わり、鬼の形相で怒ってしまうことがありそうです。

図形がグローブに見えた人は、細かいことを言われた瞬間に鬼になってしまいそうです。あなた自身がちゃんとやったつもりのことに、あれこれ細かい注文や難癖をつけられると、心の中で鬼が暴れ始めるのではないでしょうか。

このタイプの人は、たくさんのことを効率よくやりたい人かもしれません。ひとつひとつ細かくやっていると、効率も落ちますし何より面倒だと感じてしまうでしょう。それなりに済んでいれば、あなたの中ではすでに完了したことになっていそうです。

その完了した状態に、細かいことを言われてやり直しとなってしまった時に、あなたの心の中の鬼がその存在を大きくしていくことでしょう。相手が弱そうなら鬼となって言い返すでしょうし、言えない相手なら鬼をなだめてぐっとこらえているのかもしれません。

図形がまな板に見えた人は、自分だけ働いている瞬間に鬼になっていそうです。周りは休んで好きなことをやっているのに、あなただけがあくせく働いているような状態になると、一気に心の中の鬼が登場するでしょう。

このタイプの人は、頑張り屋で働き者なところがありそうです。休もうと思っても何かしら目につくと手を出してしまい結局休めないということになりそうです。そのため、周りでやることを後回しにしていたり、あなた任せにして休んでいる人を見ると心の中の鬼が許せないと暴れだしそうです。

ただ、おそらくすぐに鬼となって大暴れするよりは、まずは相手に対して何度か声をかけるのではないでしょうか。鬼をなだめながら、どうにか周りにも仕事を分担しようと頑張るはずです。それでも叶わずあなたひとりが頑張ることになった時には、一気に鬼の形相になりそうです。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！
編集：TRILLニュース編集部

※2021年1月7日発令の一部地域を対象とした「緊急事態宣言」を受け、『TRILLニュース』記事制作チームでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、より一層の管理体制強化をしております。