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自信を持つには具体的にどうすればいいの?【ひとみしょうの余談ですみません】

  • 2020.11.23

「モテしぐさ」とは具体的にどのようなしぐさなのですか?という女子からの質問に、長い間答えを出せずにいました。

それがなぜなのかずっと考えていたのですが、ふと、自分に自信がないからモテしぐさの「正解」を知りたいと思うのであって、自分に自信のある女子はそのような質問をしてこないのでは?と思いました。

ところで、自分に対する自信って、具体的にどうすれば手に入るのでしょうか?

今回はそのことについて、一緒に見ていきたいと思います。

自分に自信を持つとは自分を信じること

自分に自信を持つというのは、文字通り、自分を信じることだ、というところから、今回の話を始めたいと思います。

さまざまな自己啓発書などが、自分に自信を持つことについて、あれこれ難しく書いていますが、ここでは、まるっと単純に「自分に自信を持つこと=自分を信じること」としましょう。

では、自分の何を信じることを自分に自信を持つと言うのでしょうか?

「自分に自信を持つ」とは、自分の何を信じることだろう?

自分の経験を信じることを、自分に自信を持つと言う?

たしかにそうかもしれませんね。若い人が自分に自信を持てないのは、単純に経験が不足しているからとも言えるから。

たとえばまだ25年しか生きていないと、開けていない扉が当然のようにいくつもあるのだから、若いうちは自信など持てなくて当然、とも言えますね。

でも、経験って過去のことだから、自分の過去に自信を持つことが自信を持つことかと言えば、そうではないですよね。

自分の過去を信じまくっている人は、たとえば過去の栄光にしがみつくおじさんですが、そういう人のことを、真に自信にあふれている人とは言わないですからね。

では、経験とは目に見えないものだから、自分の過去を含め、さまざまな目に見えないものを信じることを、自分に自信を持つことと定義するのはどうでしょうか?

目に見えないことの最たるものは神様だから、(宗教に関係なく)自分の中にいる神様を信じることを自分に自信を持つと定義する……。

神様という言い方がおおげさに感じるのなら、なんらか人間より偉大な存在と言い換えましょうか。

過去に何かを経験できたことや、それらの経験をしたからこそ今生きていることなどを、人間より偉大な存在に感謝できること、イコール、自分に自信を持つこと……。

ここではとりあえずそういうことにしましょう。

力点は「今」にある

あらゆるものに感謝できるようになれば、自信を持てる――この言い方は、たとえば「引き寄せの法則」がよく言います。

引き寄せの法則を使って「成功」した人も同じことを言います。

なので、ある程度、蓋然性のある言い方だと思います。が、やみくもに感謝しても自分に自信を持てません。

なぜなら、引き寄せの法則を誤解しているから。

あらゆることに「今」感謝するというのが、引き寄せの法則が言っていることですが、この「今」を、多くの人は読み落としているのです。あるいは読んでいても意識していないのです。

自分に自信を持つためには、「今」あらゆるものに感謝すること、「今」感謝できる自分であることがポイントなのです。

「今」を感じることができれば自分に自信を持てる

今感謝するというのは、過去に出会った嫌なヤツにも今「ありがとう」と言うということです。親と仲良くない人は、その仲良くない親に対して、心の中で今「ありがとう」と言うということです。

過去のこと、つまり済んだことにいつまでも執着しない。怒らない。恨まない。今、単純に過去の嫌な事や人に対して「ありがとう」と言うこと。そう言える自分であり続けること。

つまり、自分に自信を持つというのは、具体的には、今感謝できる自分でありさえすればいいのです。(ひとみしょう/作家・コラムニスト)

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