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コレが男の本音!男が一度も結婚せずにきてしまった理由とは?【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.75】

  • 2020.11.23

「あの人なんで結婚してないんだろ」

「性格とか悪そうに見えないけど……」

少し前ならば年齢的に結婚していないと「もしや人としてなにか問題があるのでは?」なんて疑われてたけど、もはや一度も結婚してない男性は年々増加傾向に……。

今回の恋愛スパルタ塾では「男がこれまで結婚せずにきた理由」をレクチャー!!

男の本音を知ればあなたの結婚や婚活の価値観も変わるかもよ。

男が結婚せずにきた理由その1.仕事が充実してたから、忙しかったから

・「社会に出れば最初は仕事を覚えるのに必死……、そして30代になると今度は仕事が面白くなってくる。40代に突入すると責任のある大きい仕事を頼まれさらに仕事にのめり込む。で、今は自分が管理職として部下を育て……気づいたらもうこの歳。いまさら結婚なんて考えてないけど、結婚はタイミングを逃さないことだね」(49歳男性/建設)

――結婚はタイミングが重要!

特に男の人は自分に余裕がないと結婚しようとは考えないだろうね。

男性はシングルタスクゆえ仕事にも彼女にも同じように全力投球するのはなかなか難しい、仕事に集中したい時期もあるだろうし……。

なかなか会えなくてもいじけない、デートをドタキャンしても怒らない物分りのいい女と出会えてたらともかく(笑)

もう40も過ぎて仕事や趣味が充実していれば特定の彼女さえ欲しいと思わないんじゃない?

恋愛や結婚しなくたってすでに生活に満足しちゃっているなら、その充実しているものを優先したくなるし、あえて慣れないことをする必要もない。

女がキライというわけじゃなくとも自分から動くのは億劫なのよ。

相手を見つけるとなるとマッチングアプリや婚活サイトに登録して、自分と合いそうな人を探し出し、そこで「いいね」やメールをやり取りして会う約束を取り付けて……女性好みのお店を予約して、デートを何度か繰り返して、頃合いを見ながらホテルに誘って……なんて、考えるだけで面倒くさいんじゃない?

そんなのやるなら仕事してるほうが、いや「仕事に逃げたほうが絶対にラク」だもん(笑)

わざわざアクションを起こす気にならずに来てしまった独身男性は多いんじゃない?

男が結婚せずにきた理由その2.別に困らないから

・「今まで『あ~あ、彼女がいれば寂しくないのに』『結婚してたらこんなこと困らないのに』と思ったことがない……。不便さを感じていたら別だけど。別に自分で料理も掃除もできるし、ゲームもSNSもあるし不自由なことがなにもない」(38代男性/公務員)

・「度重なる地震や台風なんかが日本を襲っていたせいか、やたら結婚したがってた女性と婚活サイトで知り合って少しだけ付き合ってたんです。しかし彼女の家事能力の低さに驚きました。若くて何もできない女性なら納得できるけど年の割に何もできないアラフォー女とかムリです。そういう女性なら別にいなくても全く困らないので、結婚する必要はありません」(46代男性/医療関係)

――女性が「結婚したい」「結婚したほうがいい」となるのは不安や孤独を感じるせいもあるよね。

でも男性は女性ほど「結婚することで安心感が得られる」とは思っていないし、「一人の夜に寂しさに襲われる」ということもそんなにないはず。

度重なる震災や経済の低迷などで将来への不安が募り、真剣に婚活をはじめる女性とは違って男性はそんな危機感から結婚を考えるわけじゃない。むしろ家族を作るほうがリスクを背負い込むことになるからね。

それに今は男性だって家事はある程度できるし、コンビニも家電も充実してる。

つまり、男性の“結婚”への価値はどんどん低下しているってこと!

 

だから逆に女性にはそれなりの能力が必要。

精神面や仕事の面で男性を支えるだとか、家事や料理で喜ばせるとか「俺にできないことを彼女はしてくれる」というメリットでもないと男は結婚する意味がないのよ。

 

「この人がいないと困るな」「彼女が来てくれないと寂しいな」と男が感じるのは、“自分のことを補ってくれるからこそ”なんだから……。

男が結婚せずにきた理由その3.そこまで好きになった女性に巡り会わなかったから

・「男は結婚に憧れも抱いてないし、結婚そのものがしたいなんて思っちゃいない。好きな人ができて結婚を決心するのが自然の流れ……。つまりそこまで好きになった相手がいなかったってこと」(43歳男性/損保)

・「“年だから結婚したい”ってならないからね~男は。結婚したい相手が現れたならちゃんと結婚してるんだろうけど……そういう相手が見つからないから結婚してないだけ(笑)」(45歳男性/技術職)

――「長男だから、会社の跡取りだから早く身を固めろ」なんて、親や親戚に言われるならともかく「結婚しなきゃ」「家族を作らなきゃ」と結婚を義務に感じている男性なんてイマドキ皆無。

面倒見のいいお見合いBBAでもいればまだしも、今の男性は周りに急かされて結婚……なんてならない。

「好きな相手ができなきゃ結婚なんて考えない」というのが一般的。

多くの男性は「結婚」という目的ではなかなか腰をあげようとはしない。

むしろ、相手を好きな気持ちこそが男を結婚へと導くのよ。

 

心の底から独身でいたい、一人が大好きってわけじゃない。

「無理矢理するくらいなら、ひとりでいいか」って思ってるだけで、そういう相手が目の前に現れたなら俺だって……と思ってるのよ(笑)

結婚せずにきてしまった男性たちの言い訳をいろいろヒアリングしてきたけど、結局は「結婚したいと思えるような女性に出会えなかったから……」ということに尽きる。

【神崎桃子の恋愛説法:ひとりで居ても不便じゃない時代……男は惚れた女じゃなきゃ結婚なんて決心できないよ】

男性は「結婚」に焦りや執着はない。

しかも結婚という制度に魅力を感じているわけじゃないからね。

 

だから、もしあなたが結婚したいなら、何が何でも相手の男性に自分のことを好きにさせなきゃね。

 

惚れたなら男は結婚を決意できる。

 

そして、婚活のシーンで出会うのであれば「なんらかのメリット」がなきゃ男はその女性を結婚相手としては選ばない。

ずっと結婚せずにきた最後の覚悟の決め手は「自分にプラスになるか」でしかない。

 

結婚しなくても困らない世の中に、男は損する結婚なんてしやしないのよ。

(恋愛事情専門家/恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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