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夜寝る前におすすめの「白鳥瞑想」とは?

  • 2020.11.22
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「早く寝なきゃ」と思っていてもストレスが増えるだけ。ストレスが増えれば増えるほど、眠りにつける可能性は低くなる。そこで試してほしいのが、古代から伝わるクンダリーニヨガのリラクゼーション・テクニック。頭を何か別のことにフォーカスさせて、心を落ち着かせてくれる。早速その方法をみていこう。今回はこの内容をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

マンハッタンのヨガスタジオ『Practice Yoga』のインストラクター、ナンシー・エルクスのおすすめは「白鳥瞑想」(フンサニ瞑想とも呼ばれる)。寝る前にやればやるほど、体が自然と落ち着くようになってくる。これが生活の一部になれば全身が癒やされて、毎日スッと眠れるように。

白鳥瞑想のやり方

1.座り心地の良い椅子に背筋を伸ばして座る。親指だけ立てて手を握る。左右の親指を合わせて、爪が上を向いたVの字をつくる。親指の先端が白くなるまで力を加える(思い切り押す必要はなく、しっかり押すだけでOK)。関節の力は抜いて。

2.眉毛の15~20cm先に手を持ってきて、手の甲を顔に向ける。白くなった親指の先端を見つめ、親指のイメージをハッキリと心に描く。

3.目を閉じて、親指のイメージをまぶたの裏に思い浮かべる。

4.息を吸うときに「サット」(サンスクリット語で“真実”)、息を吐くときに「ナム」(これで“真実の表現”という意味になる)と唱える。この音を体の中で振動させて、瞑想を5~11分続けてみよう。

5.瞑想しながら眠りの神に自分の全てを委ねてしまおう。「絶え間なく浮かんでくる思考と体の緊張を他の誰かや何かに委ねてしまえば、完全にリラックスした状態に入れます」とエルクス。「自分の思考、痛みや緊張が波に飲まれるのを想像してでも、手放してあげましょう」

6.口蓋に舌を当て、やさしく息を飲み込んで、ゆっくりと目を開ける。あとは横になって眠るだけ。

白鳥瞑想は横になったままでもできる。親指を脳裏に描いたと思ったら、もう目覚ましがなっているかも。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Kristen Dollard Translation: Ai Igamoto

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