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「嫌われるかも」と考える人は破局率が2倍に?あなたの未来を変える心理学

  • 2020.11.20

「もしかしたら彼氏に嫌われるかも」「好きじゃない、って言われたらどうしよう」そんなことを考えたことはありませんか?

心理学者ダウニーの調査によると、このような考えを持っている人は、そうでない人に比べて1年後に破局している割合が2倍以上も高くなったのだとか。

この例のように、ネガティブな想像を常にしていると、得られる結果もネガティブなものになってしまうという現象を心理学では「自己成就予言」と呼びます。

ということは、未来を良いものにするか悪いものにするかはあなたの思考によってある程度変えられるとも言えるわけです。

今回の記事では、あなたの未来を変える心理学と題して、「自己成就予言」について解説していきます。

ネガティブ思考が破局率を上げるワケ

心理学者の研究と調査によって、「ネガティブな思考は破局率を上げる」ということは事実として証明されてしまいました。

ではなぜそのようなことが起こるのか、まずはそれを考えてみましょう。

恋人からの愛情に対してネガティブな思考を持っている人は、恋人に対して疑いの気持ちを抱きやすくなります。

「もしかして浮気してるんじゃないの?」「なんでそんなに冷たいの?嫌いになった?」というような感じですね。

そして当然、このような気持ちを抱いていると怒りの感情も芽生えやすくなってしまいます。

その結果、些細なことで恋人にあたってしまったり、過度に相手を束縛したりするようになります。

こうなってしまえば、二人の関係が悪くなっていくのは自然なことですよね。

整理してみると、ネガティブ思考が破局率を上げる理由はとてもシンプル。

『いつも疑われたり怒られたりして、男性側が疲れてしまって別れに至る』ということなのです。

「私のこと好き?」は絶対聞いちゃダメ

ネガティブ思考は破局率を上げる、ということに加えて、心理学の研究では『なぜ付き合っているのか?』を考えてしまうと破局率が上がるということも分かっています。

その瞬間に恋人との関係が良くても悪くても、改めて『自分はこの人のどこが好きなんだろう?』と相手に考えさせるのはやめておきましょう。

そもそも男性からすると、「私のこと好き?」という質問は、「好きだよ」という回答しか許されない無言の圧力を感じるもの。

相手にストレスを与える暇があるのなら、「ずっと好きでいてもらうために」と自分磨きをした方がよっぽど有意義です。

どうせだったらポジティブな想像を

自己成就予言とはネガティブなものにだけ当てはまる現象ではありません。

ポジティブな想像を常にしていれば、自然とポジティブな結果が手に入りやすくなります。

「ポジティブでいれば良いことがある」なんていきなり言われても、スピリチュアル?自己啓発?と感じるかもしれませんが、きっとここまで読んで下さった皆さんは既に自己成就予言の効果を少なからず信じてくれているはず。

ポジティブな考えは必ずあなたの行動に良い影響を与え、その行動があなたに良い未来をもたらしてくれます。

これはスピリチュアルでもおまじないでもなく、心理学者たちが研究で明らかにした事実なのです。

「嫌われるかもしれない」という不安は、きっと多くの人が抱えています。

この不安の手強いところは、どんなに相手の気持ち確認しても確実な安心が得られないことです。

他人のことは変えられません。それは恋人であっても同じこと。

相手に自分の不安を埋めてもらおうとするのではなく、自分の思考を少し変えて、良い未来をあなた自身の手で掴みにいくことが大切なのです。

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