1. トップ
  2. メイク
  3. 【全色レビュー】『コスメデコルテ フェイスパウダー』全6色を色別に徹底比較!選び方も解説

【全色レビュー】『コスメデコルテ フェイスパウダー』全6色を色別に徹底比較!選び方も解説

  • 2020.11.20
  • 4783 views

数々のベストコスメ賞を受賞している『コスメデコルテ フェイスパウダー』。その人気の理由の秘密に迫りながら、豊富なカラーを全色検証。メイクの傾向や肌色に合わせたベストカラーを選ぶコツをご紹介する!

不動の人気『コスメデコルテ フェイスパウダー』とは?

『コスメデコルテ フェイスパウダー』(全6色・各20g・税抜5,000円)は、幅広い年代の女性がリピート買いしている超人気フェイスパウダー。

2019年にリニューアルしてから、さらに人気が高まっているという。というわけで、今回は『コスメデコルテ フェイスパウダー』を徹底解剖!

その人気の秘密や、実際の使用感、全6色の特徴を検証していく。

「コスメデコルテ フェイスパウダー」の人気の秘密は?持ち運びはできる?

『コスメデコルテ フェイスパウダー』は、あらゆる雑誌媒体でコスメ受賞歴を持ち、2019年には最大手のクチコミサイトで「ベストコスメアワード」に輝いているアイテム。

化粧品のクチコミサイトでは常に上位にランクインしており、「肌がキレイに見える」「乾燥しない」「化粧が崩れない」といったクチコミを集めており、フェイスパウダーの中では不動の人気を誇っている。

広報担当者によれば、粉っぽさがなく、透明感のある仕上がりが人気の秘密ではないか、とのこと。ファンデーションの質感や色が変わることなく、表面だけをサラっと仕上げることができるため、ベースメイクにこだわる方に特に愛用者が多いんだとか。

最近では、肌本来のツヤを残した仕上がりがトレンドとなっているので、「粉っぽいパウダーで肌のツヤを消したくない」というニーズが『コスメデコルテ フェイスパウダー』の人気につながっているのではないだろうか。美肌に魅せるだけでなく、最高級のオーガニックシルクパウダーを始め、ダマスクローズエキスやオリーブスクワランなど、上質なスキンケア成分が豊富な点も、幅広い年代、あらゆる肌タイプの女性からの評価を集める理由だろう。

また、フェイスパウダーのケースが持ち運び可能なサイズである点も外せない。決してコンパクトとは言えないが、ミディアムなサイズでラグジュアリー感のあるパッケージを見ると、化粧直し時に気分もあがりそうだ。

『コスメデコルテ フェイスパウダー』を全色お試し&比較!

さて、『コスメデコルテ フェイスパウダー』のカラーは全部で6色。

(1)00 translucent(トランスルーセント)

(2)10 misty beige(ミスティ ベージュ)

(3)11 luminary ivory(ルミナリー アイボリー)

(4)12 lucent beige(ルーセント ベージュ)

(5)30 shiny terracotta(シャイニー テコラッタ)

(6)80 glow pink(グロー ピンク)

この6色のカラーを全色比較レビューしていこう。
なお、この記事はコスメデコルテブランドを保有する株式会社コーセーの広告ではないので念のため。消費者目線で商品検証することをコーセーに伝えた上での取材記事である。

「00 translucent」はどんなベースメイクとも相性抜群!

まずは、定番シンプルカラーの「00 translucent」からお試し。コスメデコルテの広報担当者によれば、「00」は人気ナンバーワンカラー。ファンデーションの色や質感をそのまま再現したい方、透明感を出したい方におすすめだという。

「透明感の高いカラーで、ノンパールなのにしっとりした艶の質感に仕上げてくれるためどんな肌色や好みの方でもお使いいただける“万能カラー”です」(広報担当者)

色味はカラーレスなホワイト。ノンパールながら、濡れたようなツヤに仕上がるという。

広報担当者に聞いた『コスメデコルテ フェイスパウダー』のつけ方のコツは以下の通り。

「スポンジに適度な量をとることがポイントです。容器を逆さにして粉をスポンジに取った後、顔に塗る前に手の甲にすこしポンポンし、粉が舞わないようでしたら顔にやさしくたたくように伸ばしてください」(広報担当者)

粒子が細かいので、粉飛びは多少気になるもののこれは、通常の範囲内。

付属のパフについたパウダーを手の甲で調整したら、リキッドファンデーションを塗った頬にのせていく。パウダーの粒子が非常に細かくて、粉質はしっとりなめらか。上品なフローラル系の香りがふんわりとたちのぼる。

パフの肌当たりが非常にやさしく、まるで肌をケアしているかのよう。

季節柄、肌の乾燥が気になるので、パウダーをたっぷりのせるのははばかられるのだが、色番「00」は、多めにのせても粉っぽくならない。

ファンデーションの良さを打ち消すことなく、表面がサラっと仕上がる。ギラっとしたパール感がなく、肌に上品なツヤ感が宿る。仕上がりが自然なので、日常のシーンで活躍しそう。

2時間経過したあとも、小鼻まわりが少しテカるくらいで大きな崩れはなし。

ちなみに、休日は、肌の補正効果がある日焼け止めの上に重ねてみたが、日焼け止めのベタつきを抑えつつ、毛穴をソフトフォーカスしてくれた。

他にも、クリームファンデーションや、グローな下地との相性も探ってみたが、どのアイテムとも相性がよく、前評判通り、使い勝手は抜群だ!

「10 misty beige」はノンパールで落ち着いた仕上がりに!

次は「10 misty beige」をお試し。

広報担当者によれば、「ナチュラルで明るい仕上がりをお好みの方、ふんわりとした仕上がりにしたい方におすすめです」とのこと。

パウダーの色味は明るめのベージュ。ノンパールでありながら、しっとりとした自然なツヤ感があり、ファンデーションの仕上がりを底上げしてくれる。

00よりやや色味があるので色味の補正力で00より少しマットな仕上がりになるが、顔全体にのせても粉っぽさはない。時間が経ってもメイク崩れが少なく、くすみにくい点もうれしい。

記者の持論では、フェイスパウダーの最も重要な条件は、「リキッドファンデーションの仕上がりを美しくキープすること」。それに加えて透明感や、くすみ飛ばしなどの“付加価値”があれば、なおよし。

このことを踏まえると、「10 misty beige」は記者の理想にとても近いパウダーだと感じる。

パール入りで肌色が冴える「11 luminary ivory」

続いて「11 luminary ivory」をお試し。

広報担当者によれば「明るさや透明感を出したい方におすすめ」とのこと。

パール入りの明るめのベージュで、「00」や「10」に比べて補正力がある。

パールが細かいので、仕上がりはとても上品で、自然なツヤ肌が完成。手持ちのファンデーションに明るさやツヤを加えたい方におすすめ。

肌なじみ抜群の「12 lucent beige」で毛穴もボカす!

「12 lucent beige」は、ノンパールの自然なベージュカラー。「肌なじみを重視する方、ナチュラルな仕上がりをお好みの方におすすめです」(広報担当者)

自然な明るさのベージュで、肌なじみは抜群。白色のクリアなパウダーの場合、パウダーを肌にのせて肌になじむまで20~30分ほど要するが、すぐに肌になじむ点は秀逸。

パール感が強めの下地やファンデーションを使ったときに、「12」をのせることで落ち着きのある仕上がりになる。

また、色付きなので補正力のある日焼け止めに「12」をのせるとメイク感が出せるし、毛穴も目立たなくなる。朝寝坊したときの時短メイクにも一役買ってくれそうなカラーだ。

デコルテにも映える!「30 shiny terracotta」

6色の中でも異色カラーの「30 shiny terracotta」。パール入りの濃いめのテコラッタカラーで、非日常感があるカラーだ。

広報担当者によれば、「ヘルシーな艶肌に仕上げたい方におすすめです」とのこと。

粉質は、他のカラーと同様繊細でしっとりなめらか。

肌の上にのせるとやや健康的なツヤ肌が完成。

しかし、ちょっと難点もある。ややダークなベージュなので、他のパウダーと同じ使い方をすると、記者のような年齢肌は少しくすんでいるようにも見えてしまうのだ。また、パール感も強めなのでデイリー使いには難しいと感じる。

明るめのファンデーションの色味を調整するためにも使ってみたが、どうもしっくりこない。

というわけで、使えそうなこんなシチュエーションを考えてみた。

・リゾートでの夏の装いに合わせて

・パーティドレスの日にデコルテに

・明るめのファンデーションの色を抑えるときに

・フェイスパウダーを2色使いで、シェーディングの部分にのせる

と、こんなところだろうか。こんな風に用途を考えるのも楽しい。

若々しい20代の肌なら「30」を使ったグローな肌が映えそうだが、くすみがちな肌にはちょっと難しいカラーかもしれない。

イエベにも映える!イキイキとした血色感がプラスされる「80 glow pink」

「80 glow pink」はパーリィなピンク

「血色感のある仕上がりをお好みの方、明るい印象に仕上げたい方におすすめです」(広報担当者)とのこと。

記者は、リニューアル前に「80」を愛用していたので、久々の使用。一見、やや甘めのピンクに見えるが、肌にのせると良い意味で裏切られるカラーだ。イエベの肌にもブルべの肌にもどちらにも使える。

年齢の気になるくすみがちな肌もふわっとソフトフォーカスしてくれるような仕上がり。パール入りだが、粉質が繊細で使用感は軽やかで、重ねてもくどくならない。

ファンデーションの仕上がりをブライトな印象にしてくれる絶妙な色味なのだが、少々パールは強め。オフィスやお出かけ時にはピッタリだが、カジュアルな服装にナチュラルメイクを施す日には、あまりフィットしないかもしれない。

ちなみに、このカラーをつけていると不思議と「肌がキレイだね」と言われることが多かった。手鏡で間近に見る自分の肌と、少し離れた他人から見る肌の印象は異なるのだろうが、会話する距離から見るとツヤツヤ美肌に見えるようだ。

まとめ

『コスメデコルテ フェイスパウダー』全6色の特徴をまとめると以下の通り。

  • 00→ノンパール透明感の高いホワイトカラー上品なツヤ感が出る。ファンデーションの色をそのまま活かしたい人に。
  • 10→ノンパール明るいベージュカラーややマットな仕上がりでほんのり明るさが出る
  • 11→パール入り明るめのベージュカラー00、10に比べてくすみ・毛穴の補正力あり。
  • 12→ノンパール自然な明るさのベージュカラー肌なじみ抜群白浮きしない
  • 30→パール入り濃いめテコラッタカラー。ヘルシーなツヤ肌に仕上げたい人シェーディングにも。
  • 80→パール入り明るめピンクカラーイエベ、ブルベどちらにもなじみ、くすみ肌を明るく見せてくれる。

その中でも記者が毎日使いたいと思ったお気に入りは以下の2色。

「10 misty beige」「00 translucent」

いずれもノンパールタイプだが、ノンパールでここまで上品なツヤ感を出せることは、コスメデコルテの技術のなせる業だろう。ロングヒットなっているのも、納得の仕上がりだ。

1つだけ惜しいのは、UVカット機能がない点だろうか。ファンデーションのSPF値が低いときにフェイスパウダーのUV機能で補うというのが理想的なので、少しだけ残念。まあ、日焼け止めを使えばいいのだろうが……。

そうはいっても、総じて、どのパウダーも質感がなめらかで、化粧崩れをおさえつつ、乾燥することがないの点も魅力的だ。使用感、パッケージ、肌への負担感、ともに申し分なく、量もたっぷり入っているのでコストパフォーマンスもかなり良いはず。

コロナ禍で目もと以外のポイントメイクが難しくなっているが、ベースメイクにはお気に入りのアイテムを選んで気分をあげたいもの。

『コスメデコルテ フェイスパウダー』は、ベースメイクの仕上がりの質を底上げしてくれる名品だ。

元記事で読む
の記事をもっとみる