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痩せられないのは「デブ腸」のせい!?痩せやすい腸を作るための本が登場

  • 2020.11.19
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食事制限をしたり、運動もしたりと努力しているのに、ちっともやせられない…。そんな方は、腸がやせにくい「デブ腸」になっているのかもしれません。でも、普段の生活でちょっとした心がけをすれば、「やせ腸」に変えることは可能なのだそう。一体どんなことに気を付ければよいのでしょうか?

太りにくい「やせ腸」を作る生活習慣を紹介した本

努力しているのになかなかやせられないとお悩みなら、原因はあなたの腸の状態にあるのかもしれません。腸の中には、脂肪を燃焼させるなどやせやすい状態へと導く菌(やせ菌)と、脂肪や糖をためこむ性質の菌(デブ菌)が存在します。その名前からもわかるとおり、デブ菌が増えると太りやすい「デブ腸」に、やせ菌が増えれば太りにくい「やせ腸」に。つまり、やせにくい方は今デブ腸になっている可能性があるのです。

それでは、やせ腸になるにはどうしたらよいのでしょう?難しいことはなく、腸の状態を整えるような生活習慣を身につけることが大切です。その方法を紹介しているのが、『医師が教える“デブ腸”を“やせ腸”に変える50の法則 美人体質は腸が9割』の本。テレビなどでも人気のダイエット外来ドクター、工藤孝文先生の新刊です。日常生活における50のテーマについて2つの選択肢が提示され、どちらがやせ腸もしくはデブ腸につながるかをチェックできるようになっています。

ビールと赤ワイン、飲み会で選ぶべきお酒は?

例えば今日は飲み会というとき。ビールと赤ワインなら、あなたはどちらを選びますか?やせ腸を目指すなら、「とりあえずから最後までビール」がおすすめです。

体によさそうなイメージの赤ワイン。ポリフェノールの一種「レスベラトール」が豊富で抗酸化作用があるのがその理由のひとつです。ところが、そのレスベラトールはワインからは体に摂取されにくいとわかったのだそう。さらに、赤ワインに含まれるタンニンやアントシアニンは便秘を悪化させやすいという面があるのだとか。

一方のビールは糖質やプリン体が問題とされていますが、原材料のホップには疲労回復や生理痛の軽減といった体によい効果が期待できます。
ただし、飲み過ぎれば腸管が刺激され環境が悪化し、デブ菌が増えるのはビールも赤ワインも同じ。飲む量は350ml程度を目安にしましょう。

本にはほかにも、「朝に洗顔するなら、ぬるま湯?冷たい水?」「寝るときの姿勢は、右が下?左が下?」などといったテーマが掲載されています。楽しく考えながら、腸によい習慣を知ることができますよ。

メンタルとダイエットの深いつながりも

本の中でもうひとつ注目したいのが、腸と脳の関係。「お腹の調子がよくない」「便秘気味」というとき、気分が落ち込んだりやる気が出なかったりといった経験がある方は多いのでは?また、緊張しているときや嫌なことがあると、下痢や便秘になってしまうことも。

これは、腸と脳がホルモンを介して影響を与え合う「脳腸相関」という密な関係によるもの。脳腸相関はダイエットにも関わりが深く、やせ腸になればストレスで食べ過ぎてしまうことがなくなり、よりやせやすくなるというサイクルを作ることができるのだそう。そんなふうに、ダイエットするうえで知っておきたい情報が詰まっています。

やせられないと悩んでいる方にきっと役に立つ『美人体質は腸が9割』。ぜひ書店などでチェックしてみてくださいね。

writer / ミハル photo / 学研プラス, Shutterstock

取材協力

医師が教える“デブ腸”を“やせ腸”に変える50の法則 美人体質は腸が9割
刊行:学研プラス
定価:1,300円(税別)
https://hon.gakken.jp/book/2380122600

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