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難しいと思っていた夜間断乳! 準備万全で挑んだらあっさりクリア!?

  • 2020.11.18
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ありがたいことに私のおっぱいは順調でした。私は母乳育児に強いこだわりをもっていたわけではありません。けれどせっかく出ているし、子どもが欲しがるだけあげられればいいなと思っていました。しかし子どもが生後10カ月になるころ、朝ごはんの食べ進みが悪くなったのです。このことをきっかけに夜間断乳をすることを考え始めました。

夜間断乳へのハードルは高く…

朝ごはんを食べ進まないのが気になったのは、子どもが生後10カ月になったころ。そのころの授乳は3食のごはんのあとと寝る前、夜中に1~2回。朝ごはんが食べ進まないのは夜中におっぱいを飲んで、朝はおなかが空いていないせいではないかと私は考えました。しかし当時の私には夜間断乳はとてもハードルが高いものに思えました。

というのも体験談等の情報から、断乳というと全力で泣き続ける子どもを3日間はあやし続けなければいけないというイメージを持っていたのです。ただでさえ寝不足で私は気持ちに余裕が持てないでいるのに、泣き続ける子どもと対峙することはとても大変なことだと感じていました。

準備万端で挑戦

断乳実行の日は3連休を選び、夫と2人体制で挑むことに。実施日の3日前からは子どもにも「夜はおっぱいも眠いんだって、寝かせてあげようね」と話しかけました。少しでも子どもの気をそらすことができればと、お気に入りのDVDも準備。

そして夜間断乳当日、いつも通り就寝4時間後に子どもは目を覚まして泣き始めました。「おっぱい欲しいんだよね。でもね、おっぱいもう寝ちゃったんだよ」と声をかけましたが、まったく効果なし。しかしお気に入りのDVDを再生するとテレビに夢中になり、泣き止んだのです。繰り返しそのDVDを見続け1時間後には子どもは寝てしまいました。

 

2日目以降はあっけなく

DVDさえあれば泣かせなくても済むということがわかり、私はとても気がラクになりました。2日目の夜も就寝4時間後に子どもは目を覚まし泣き声をあげました。そこで子どもを寝かせたまま胸をトントンして、「まだ夜だよ、みんな寝ているよ」と声をかけると、子どもはすぐにまた眠っていったのです。

その後も起きることなく朝までぐっすり寝ていました。3日目になると一度も起きることなく朝までしっかり眠り、朝ごはんもパクパクとたくさん食べていました。

どうなることかと心配して、万全の準備で挑んだ夜間断乳は拍子抜けするくらいサラッとできてしまいました。私も子どもも、大きな負担がなくてよかったと感じています。あれこれ考えても結局はやってみなくてはわからないものだと改めて感じました。

監修/助産師REIKO


著者:小原水月

1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。

ベビーカレンダー編集部

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