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子どもが欲しいことを主治医の先生に言ってみた/パニック障害との闘い【パニックにゃんこ Vol.12】

  • 2020.11.17
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前回のあらすじ
パニック障害を発症する原因はいろいろあるようですが、私の場合は‥
この二週間の間は、とにかく休むことが大事とのことで…とにかくのんびりダラダラ、穏やかな気持ちでなるべく過ごすことを心掛けました。

休息をしたことで、発症時の全く動けない体はだいぶ良くなり、爆発しそうだった心臓も通常にもどりました。


ありがたいことに私にはこうして理解のある配偶者がいてくれましたが、1人でパニック障害を抱えている人たちのことを考えました。

外へ行くにも誰かが一緒でないと本当に不安になるので、助けがない人たちはどんなに苦労をしているのだろう…

それを考えるととても辛い気持ちになりました…。


抗うつ薬は今は一錠(25mg)を飲んでいたのですが、薬の増量をすることに。

それを聞いて…


そう、結婚前から思っていた事。

「なるべく早く子どもが欲しい」


しかし新婚早々、それが難しくなったことがずっと心の重しになっていました。


でも子どもは焦ってでも、なるべく早く欲しい…!

早くパニック障害を治して子どもが欲しい…!

主治医の先生の答えは…


半年…

それは、人によっては長いと感じる時間ではないのかもしれないけれど、この時の私はやはり落ち込みました。

もちろん苦しいパニック障害を治すことが先ですが、それと同時に子どもも欲しい…。

もっと私が若く20代前半くらいだったらこんなに焦ることもなかったのだろうか…と思ったのですが、パニック障害の発症の時期と、子どもが欲しい時期が被ってしまいました。

ですが、この時は「まあ薬飲んで寝てさっさと治そう!」くらいにしか思っていませんでした。



しかし現実はそう甘くもなく…。

今日は体調もいいから、外食にチャレンジしよう!

→ご飯待ちの時に発作

車なら買い物に行けそう!

→ショッピングモール目前に発作


この時は、目の前なのになぜ…? と自分でも理解ができないのと歯がゆい思いでかなり落ち込んでいました。






次回に続く


『パニック障害とは』
理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。

本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。

(鳥頭ゆば)

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