シンプルな服がおしゃれな8人に聞いた｜今のヘアスタイルに見直した理由

コーディネートにおけるヘアの役割は大きい。服やメイクのように毎日コロコロ変えられるものではないからこそ、「服はそのまま、着方を変える」ように、ヘアにおける再構築のパターンも多く持っていたほうがいい。
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HAIR COLOR, BANGS, and more
「見直す」ことでいい影響
今の髪型に変えた理由やタイミング、それによってもたらされた、プラスの効果にフォーカス。シンプルな服の組み合わせを好む人ほど、ヘアに求めるこだわりは強い。

BANGS
1.「前髪がある」ことで

RUMIさん
Rulaヘアスタイリスト
@ru0711
眉上の厚めの前髪に変えたことで、シンプルなファッションでもひっかかりができ、ワンピースもフレンチシックに仕上がるようになり、気に入っています。しっかり強めのアイラインも難なくハマります。

HIGH TONE COLOR
2. 顔まわりに明るさを加算

笹岡莉紗さん
ROSE BUD プレス
@sasarisa0110
リップやチークで変化をつけられない時期がまだ続きそうなので、顔まわりで明るい印象にできるフェイスフレーミングハイライトにチャレンジ。ダウンとアップで表情が変わるところもお気に入りです。クセ毛を生かして束感をつくれるクールグリースGを愛用中。

3. 外国人の子どものように

NANAEさん
merry shibuya ヘアスタイリスト
@nanae1109
外国人の子どものようなブロンドを意識して少しずつ色みを変えています。服で色を使うときはメイクをおさえぎみに、モノトーンには強めのメイクをすると髪色に釣り合います。スタイリング、ケアともにオーガニックのオイル（〈左〉OLAPLEX No.7 ・〈右〉O oil）で。

4. テンションが上がるツール

野々口祐子さん
SYAN ヘアスタイリスト
@yuko_nono
ふだんのファッションがシンプルで、シルエット的にもメンズライクなものが多いので髪色で抜け感を出せるよう明るめにチェンジ。服を新調せずとも、髪色を見直すことでよりフィットさせることが可能です。

JET BLACK HAIR
5. そこに黒がある安心感

Ucaさん
イラストレーター／デザイナー
@uca_fashionillust
シンプルでメンズライクな服とシルバージュエリーが好きで、そこに合うように黒髪×ショートにしました。メンズっぽく振れすぎないよう鎖骨を出したり、丸みのあるフォルムのジュエリーを選んでバランスをとっています。マスカラもブラウンに変えました。

HAIR ARRANGEMENT
6. アレンジすることが前提

YU-Uさん
N.Mist ヘアスタイリスト
@nyan22u22nyan
まとめ髪にしたときにニュアンスが出るよう、えり足などにハイライトを入れています。色は服やメイクとケンカしない「何にでも合う色」。自分の肌色に合う明るめのベージュやグレージュが定番化しています。

SHORT & BANGS
7. ファッションの幅が広がる

稲葉真理恵さん
Spick & Span プレス
@inabamarie
ショートにしてから大人っぽいバランスで幅広いテイストの服が似合うようになりました。シンプルな服のときはヘアも自然に。軽く巻いてからヘアピンで前髪をとめるとフェミニンな服とバランスがとれます。

MUSH STYLE
8. 横顔にスタイルがある人

マッシュウルフは、骨格に合わせて切るのでどんな人でも似合うスタイル。カジュアルに少しモード感を補えるのでシャレ感が出ます。ヘアで足してるぶん、メイクは引いたほうがいいのでナチュラルが合います。

BEIGE COLOR
9. 都合がいいベージュ

木村あつこさん
SENCE OF HUMOR ヘアスタイリスト
@kimura_achikoh
ベージュはどんな洋服とも合わせやすく、カジュアルな抜け感が出るためオーダーが多いカラーで、今っぽい色みをおさえたヌーディなメイクがよく似合います。肌がワントーン明るく見えるというメリットも。
※8、9の写真は木村さん提供