同じ漢字を2文字繰り返して造られる熟語のことを「畳語(じょうご)」といいます。
畳語の中には「温温(ぬくぬく)」や「刻刻(ぎざぎざ)」など、普段使い慣れている漢字の読み方とは違った読み方をするため、読み方が難しく感じるものが数多くあります。
今回はそんな難しい読み方をする畳語の1つ、「交交」について紹介していきます。
ぜひ最後まで記事を読んでください!
「交交」の読み方は?
それでは早速「交交」の読み方をご紹介します。
正解は、「こもごも」です!
「交」は「コウ」「まじ(わる)」「ま(ざる)」というように読むことが多く、「交交」を「こもごも」と読むと知っていた方は少ないのではないでしょうか?
ちなみに「交」1文字で「こもごも」と読むこともあるそうですよ!
「交交(こもごも)」の意味
「交交(こもごも)」の言葉の意味も紹介していきます!
「交交(こもごも)」には「かわるがわる」という意味があります。
「交」という漢字自体、「交代」や「交換」など“何かが変わること”に対して用いられることが多いので、「かわるがわる」という意味は漢字からイメージしやすいですね。
意味はわかったけれど、「交交」という漢字を一体どこで使うの?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は「交交」を使った四字熟語があります!
「悲喜交交(ひきこもごも)」という四字熟語があり、悲しみと喜びを、代わる代わる味わう様や、悲しみと喜びの感情が入り交じっている状態を表します。
「交交」の読み方だけでなく、「かわるがわる」という意味もわかれば、この「悲喜交交(ひきこもごも)」という四字熟語の読み方も意味も簡単にわかりそうですね。
「交交」は「こもごも」と読みます。
ぜひ覚えてみてくださいね!