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ヘンププロテインパウダーって何? 試すべき?

  • 2020.11.12
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やっとのことでヘルシーなホエイプロテインパウダーが見分けられるようになり、スムージー以外の使い方も分かってきた。でも、のんびりしている暇はない。市場には「ヘンププロテインパウダー」という新しいオプションが登場している。SNSで見かけたことはあっても、その実態は不透明だし、ヘンプ(大麻)という以上、試すべきかもハイになれるかも分からない。その正体とは? 詳しくみていこう。

簡単に説明すると、ヘンププロテインは殻をむいたヘンプシード(大麻草の種)から抽出される。マリファナの近親とはいえ、精神活性成分は含まれていないので、ハイになることはない。

ホエイや大豆と同様、ヘンプは完全タンパク質。つまり、体内でつくられない9種類の必須アミノ酸を全て含んでいるということ(完全タンパク質を含む植物性プロテインパウダーは他にもあるけれど、玄米+エンドウ豆など複数のタンパク源から作られていることが多い)。タンパク質の含有量は1杯あたり約15gと他のプロテインパウダーよりも若干少ないけれど、その不足を補うだけのメリットは他にある。

まず、植物性であることは大きな利点。そしてヘンプシードと同様、ヘンププロテインパウダーにも食物繊維とオメガ3脂肪酸がいっぱい。公認管理栄養士のアリッサ・ラムジーによると、こういうパワフルな栄養素の摂取量を増やしたい人や乳製品を控えようとしている人にはオススメのオプション。

お味の方は? ホエイプロテインよりも少し粗くてナッツの風味が豊か。フラックスシードパウダーの風味や食感が好きな人なら、ヘンププロテインも好きになるはず。スムージーや焼き菓子(全粒穀物が持つナッツの風味とは特に合う)、オートミールとの相性も良い。

プロテインパウダーを買うときのルールは分かっているよね? ラムジーが言うように、添加糖類や人工甘味料が入っているもの、成分表が長すぎるもの、聞いたこともないような成分が使われているものは避けること。怪しげな添加物を100%避けたいのなら、オーガニックの認定マークが付いていることも確かめて。

※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。

Text: Marygrace Taylor Translation: Ai Igamoto

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