気分が落ち込んでいるときになぜ恋に落ちやすいのか

気分が落ち込んでいるときほど恋に落ちやすい、とよく耳にしますが、それはなぜなのでしょうか。


寂しいから、癒しを求めているから、などさまざまな理由が考えられますが、心理学の世界では、この現象に関する研究がすでに行われています。


今回は、心理学的側面から、落ち込んでいると恋に落ちやすい、という理論について解説していきます。

落ち込んでいると恋に落ちやすい

多くの女性は、気分が落ち込んでいるときほど恋に落ちやすい傾向にあります。


特に、女性はこの傾向が強く、男性は逆に気分が上がっているときが恋するタイミングといわれています。


それでは、女性は気分が落ち込んでいるときほど恋に落ちやすい理由について、次の章で見ていきましょう。

落ち込んでいるときほど恋に落ちるワケ

落ち込んでいたり、悩んでいるときほど恋に落ちやすい理由には、「自己評価」と「自尊理論」というものが関係しています。


自己評価とは、いわば自分に対する評価であり、もう少しわかりやすくいうと、「自信の程度」のことをいいます。


一方、自尊理論とは、自己評価が下がっているときに優しくされるとその相手に好意を抱く、という理論のことをいいます。


つまり、落ち込んでいるときに恋に落ちやすいのは、自尊理論がフルに働いているということ！

自分に自信がある女性は恋に落ちにくい

逆に、自己評価が高い、もしくは自尊心が高い女性は恋に落ちにくいということがいえます。


自尊理論は、自己評価が下がっているときのみ働く心理的機能ですので、自己評価が高いときにはあまり機能してくれません。


一番わかりやすい例でいうと、キャリアウーマンでしょうか。
自分のキャリアにプライドを持ち、自尊心が高い女性は恋に落ちにくい傾向あり！

落ち込んでいるときに寄ってくる男は危ない？

ただ、女性が落ち込んでいるとき好意を持ちやすい、ということを知っている男性も多々いるので、落ち込んでいるタイミング目がけて寄ってくる男性もちらほらと。


本心で心配してくれるのであれば特に問題はありませんが、残念ながら下心ありありの男性も近寄ってきてしまいます。


だからといって、落ち込んでいるタイミングに近寄ってくる男は危険、とはいえませんが、
相手を信じすぎないようにだけ注意しておくといいでしょう！

おわりに

気分が落ち込んでいるときほど恋に落ちやすいのは女性ならではの特徴です。


そこには、自分に対する自信の程度を示す自己評価が深く関係しており、自己評価が低いときほど恋に落ちやすいもの。


それを知っている男性は下心を持って寄ってくることもしばしばあるので、寄ってくる男性を信じすぎないよう注意してください！


（ハウコレ編集部）