ケンカの時に昔の話をつい持ち出してしまうのはなぜ？

ケンカをしている最中、自分もしくはパートナーが昔の話を持ち出す、ということは意外とよくあると思います。


たとえケンカしている内容とまったく関係のものだとしても、ついつい相手の過去の誤ちを持ち出して、それを否定してしまいがち・・・・・・。


今回は、ケンカ中にそんな過去の話を蒸し返す心理をご紹介していきたいと思います。

ケンカ最中に昔の話を蒸し返す女性に対する男性意見

ケンカをしている時に昔の話を持ち出してしまう心理をご紹介する前に、男女別で昔の話を蒸し返すことに対する意見を確認しましょう。


男性側の意見としましては、


・感情的すぎて話がまとまらない
・なぜ今その話をするのか不思議だ
・過去の自分ではなく今の自分を見てほしい


など、全体的に昔の話を持ち出すことに対して否定的な考えを持っているようです。

ケンカ最中に昔の話を蒸し返す男性に対する女性意見

一方、女性側の意見としましては、


・過去に何か未練があるのか
・ねちっこい
・男らしくないし自分を棚に上げているようで嫌だ
・立場的に上でいたいのが丸わかり


といった意見があげられます。
こちらも全体的に否定的な意見ではありますが、男のねちっこさと肝の小ささに嫌気がさす女性が多々いるようです。

ケンカの時に昔の話を持ち出してしまう女性の心理

女性は男性よりも、記憶と感情の関係性が深いため、今楽しいと感じていると過去の楽しい思い出を思い出す傾向にあります。


逆にいうと、今不快であれば、過去の不快な思い出を思い出してしまうので、ケンカをしている最中であれば、彼との過去のケンカを思い出し、それを話にあげてしまうのです。

ケンカの時に昔の話を持ち出してしまう男性の心理

一方、男性の場合、女性ほど記憶と感情の関係性は密接なものではありませんが、その傾向があるといえます。


特に、自分にとって記憶に残りやすいような強い感情を感じた過去であれば、その過去の話を話題としてあげることもしばしば。


女性と男性とでは記憶の仕組みもやや異なりますが、今の感情も記憶に関係性があり、現在の感情と関係性のある記憶を思い出してしまうという点では共通しています。

おわりに

ケンカの最中に昔の話を蒸し返されると、「そんな過去に未練あるの？」「なんかねちっこいし嫌だ！」と思うかもしれません。


ただ、人間誰しも現に感じている感情と密接に関係した記憶を思い出し、それを話題にあげてしまうものです。


ですので、お互いまずは感情を整理するために、少し時間を置いてから話し合いを進めることが重要かと！


（ハウコレ編集部）