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【おうちde英国ごはん】英国の朝は「フル・イングリッシュ・ブレックファースト」

  • 2020.11.10
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英国の朝ごはん

こんにちは。英国料理研究家の鈴木綾夏です。

今回は、とても美味しい英国の定番朝ごはん「フル・イングリッシュ・ブレックファースト」をご紹介させていただきます。

イングリッシュ・ブレックファーストのレシピは、全体的に適量が多めで、夜ごはんみたいにがっつりボリューミー。留学時代はよく友人たちとカフェで食べていましたが、土曜日や日曜日の遅めのブランチで食べることが多かったです。ブランチに食べる人が多いから量が多いのかな……?

▲ロンドンに行ったときに友人が作ってくれたイングリッシュ・ブレックファースト

ちなみに、ロンドンは物価がとても高く、私が当時食べていたカフェのイングリッシュ・ブレックファーストも確かワンプレートで1,600円くらいしました。お店で食べるのもとても美味しいのですが、ロンドンに行くと友人が必ず作ってくれるイングリッシュ・ブレックファーストの味がとても恋しいです。

朝ごはんとしてこのイングリッシュ・ブレックファーストを食べるイギリス人はあまりいないのですが、おもてなしとして友人に振舞ったりすることが多い定番の朝食メニューです。

フル・イングリッシュ・ブレックファースト(full English breakfast)

材料(2人分)

・ソーセージ……4本
・ベーコン……4枚
・ベイクドビーンズ……1/2缶
・マッシュルーム……1パック
・トマト……2個
・食パン……2個

作り方

1. ソーセージとベーコンはこんがりと焼き色が付くまで、フライパンで焼く。

2. マッシュルームは縦半分に、トマトは横半分にカットする。

3. 1のフライパンに隙間をあけて、2を焼く。

4. 全て美味しそうに焼けたら、お皿に並べ、ベイクドビーンズとトーストも盛り付けて完成。

とにかく量は多めで(笑)

ベーコンはカリカリにするのがおすすめです!
今回は卵は入れませんでしたが、目玉焼きやスクランブルエッグなどを入れるのも定番です。

ハッシュドポテトを添えたり、ブラックプディングというスコットランド発祥の豚の血の腸詰めを添えたり、自分のお好みのものをプレートに盛り付けて楽しみましょう。とにかく、イングリッシュ・ブレックファーストは“量が多め”なのが特徴です(笑)。

ちなみに、私の友人は「ブラックプディングがないとイングリッシ・ブレックファーストとは呼ばない!」と言っていましたが、好き嫌いがはっきりと分かれます。私は……苦手です(笑)。

「フル・イングリッシュ・ブレックファースト」に合わせたい1曲

私が「フル・イングリッシュ・ブレックファースト」食べながら聴きたい一曲は、アリゾナ出身のシンガー・ソングライターであるKiana Ledé (キアナ・レデ)の『EX』という曲です。

しっとりと聴かせるR&Bです。ぜひみなさんも聴いてみてくださいね。

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