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ほくほくのサンマを目指し、名店ひしめく荒木町へ。

  • 2020.11.8
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和食の名店が軒を並べる荒木町にまたひとつ、注目の日本料理店がオープンした。炭火焼きと手打ちそばが評判の、車力門 おの澤がそれだ。小野澤誠店主は39歳。

「修業先の銀座 矢部では、親方の矢部さんに付いて炭火焼きをみっちり学びました」との言葉どおり、紀州備長炭で焼き上げる魚や肉が同店の名物。なかでも旬のサンマは名物で、骨をきれいに取り除いて焼き、皮はパリッと、身はふわふわの食感に。まさに意表をつくおいしさだ。締めのそばはもちろん手打ちで、せいろのほか夏はスダチ、冬には牡蠣そばなど、季節の味を盛りこんだ種物も楽しみ。カウンター席のみながら、店内はゆったりとして大人の雰囲気が漂う。

料理はすべて¥14,300のおまかせコースから。手前は「お刺身の盛り合わせ」。取材時は、イシガキ貝、皮目だけ炙ったハモ、本マグロの3種。奥は「サンマの塩焼き」。サンマは開いて中骨と腹骨を取り除き、内臓は苦玉を取って戻し、元の姿にして焼き上げる。日本酒は1合¥990~

締めの「せいろそば」。そばは十割。

店は車力門通りに立つ。

車力門 おの澤東京都新宿区荒木町6-39tel:03-6457-8550営)18時~21時最終入店休)日、祝予算: ¥15,000~座席数:カウンター10席

*『フィガロジャポン』2020年11月号より抜粋

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