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どこにいても実践できる「5分間」のミニ瞑想

  • 2020.11.8
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1時間の瞑想を毎日すれば確かに意識を変えられるだろうけど、そんなに時間がとれないことくらいスケジュール帳を見れば一目瞭然。しかし、超越瞑想マスターのチャーリー・ノールスによれば、満員のエレベーターや締め切り、心配事からくるさまざまなストレスを最小限に抑える小さな方法があるとのこと。詳しくみていこう。

ノールスは、カリフォルニア州ベニスにある瞑想プログラムを提供する「ヴェーダセンター」のディレクターであり、4歳の頃から瞑想を続けている。彼は現在、マンハッタンからバリまで、世界中の教室で瞑想を指導しており、彼に瞑想を教わりたいセレブやクライアントは山ほどいるという。

ノールス自身、いずれはあなたにも省略されていない完全な瞑想を習得してほしいと願っているものの、今回は、心の平穏への道を歩み始めるための第一歩となるスモールステップをシェアしてくれた。

「5分間の瞑想」

瞑想初心者のために、ノールスは基本的な5分間の瞑想を勧めている。座って目を閉じたら、「一つのこと(呼吸や絵、言葉など)」だけに意識を集中させる。そして自由に心を泳がせ、心がざわついてきた場合は、また一つのことに意識を戻していく。

歯を磨く習慣と同じように、せめて1日1回は瞑想をして、脳を掃除(クリアに)するようにノールスは勧めている。瞑想が歯磨きと違うのは、いつでもどこにいても実践できること。

口で言うほど簡単ではないけれど、ゆっくりと呼吸をすることで心が落ち着くのにはちゃんと理由がある。人はストレスを感じると、呼吸が浅く短くなる。私たちは神経系とつながっており、ノールスいわく、息を吸うのはストレス反応、息を吐くことのはリラクゼーション反応に結びつけられている。つまり、短く息を吸い込み、長く息を吐き出すことで、典型的なストレス反応(アドレナリンラッシュや不眠症)が本格的に始動してしまうのを防げるのだそう。

※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。

Text: Amanda Benchley For Well+Goodnyc Translation: Yukie Kawabata

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