1. トップ
  2. 恋愛
  3. 空気のような存在に? 夫からもう一度“オンナ”として見られる秘訣

空気のような存在に? 夫からもう一度“オンナ”として見られる秘訣

  • 2015.5.22
  • 3301 views

【ママからのご相談】

結婚7年目、子どもが2人います。実をいうと、夫にもう一度振り向いてほしいと思っています。夫からしたら、私は空気のような存在になっているようです。 私はそれでは嫌なんです。髪型を変えても気がつかない夫に私を見てもらうための方法はないでしょうか?

●A. 方法はあります。ですが、多少の努力が必要です。

ご相談ありがとうございます。メンタルケア関連を中心に執筆をしているフリーライターの桜井涼です。

結婚して年数が経つと恋人みたいな関係から家族になります。これはこれでとても良いことなのですが、やはりいつまでも女性として見てほしいですよね。これは多くの既婚女性の願いだと思います。

ご主人の目をご相談者様に向けるための方法はあります。そのためには多少の努力が必要です。この努力こそが女性を輝かせることにつながります。

●結婚しても身だしなみは大事

結婚をして、数年経つと新鮮さがなくなるせいか、お互いにトキメキを感じなくなります。その原因として挙げられるのが、恥じらいの欠如や夫の前での身だしなみがゆるくなってきたなどです。

出産をすれば、体型が多少なりとも変わりますね。それに動きやすい服装に変わりもします。その上、育児と家事に時間を取られるため、どうしても身だしなみに時間を取ることが難しくなってきます。

1966年に、アメリカの大学生を対象とした好意度を見るための実験が行われた結果、身体的特徴の高い人に魅力を感じることがわかりました。「人間は中身で勝負!」なのですが、時には見た目が大事なことがあります。特に男性の興味を引きたいときは必要な要素です。

基本は自分に似合った服装をしているかどうかです。加えて、スタイルが良く見える服を選びましょう。家の中にいるときでも、ジーンズに丈の長いトップスやジャージ姿はやめて、動きやすくておしゃれな服を着るようにしてみてください。小さめのアクセサリーを身につけたりするのもいいでしょう。服装に気を使うようになれば、姿勢も正すようになって体型も変わってきます。

家族になると、女性の良さとされている“恥じらい”を男性が感じなくなってくるようです。脱いだ服を夫の前に出しっ放しにしたり、おならやげっぷといった生理的な現象を隠すこともなく行ったりということに女性らしさを感じなくなる人が多いです。常に恥じらいを持ち、女性としての魅力を再度まといましょう。

●どんな小さなことでも“ほめ言葉”と“思いやり”の心を

どんな人でもほめられることが好きです。自分のしたちょっとの行動をほめられたりしたら、本当に喜びます。「家事や育児を手伝ってもらうのは当たり前」なんて考えずに、ご主人には素直にほめ言葉をかけてあげてほしいと思います。

ご主人に対して思いやりの心を持って接すれば、行動に心の状態が出ます。スーパーなどでおつりを受け取るときに、手を添えて渡されるとトキメキを感じるという既婚男性が多いことがわかっていますが、食事のときにお茶碗を両手で渡すなどの“物を渡すときに手を添えてあげる”行動は、思いやりがないとできません。

人は気持ちをかけてもらえること自体にうれしさを感じるものなのです。行動だけでなく、「気をつけていってらっしゃい」のような言葉も、思いやりがこもっていますよね。「疲れていても、この一言でがんばれる」と話していた40代の既婚男性もいました。

●笑顔を出し惜しみしない

家事育児が忙しく、その上、仕事まで持っていたら忙しくて笑顔が出なくなってしまうこともあるでしょう。しかし、笑った顔は男性を惹きつけます。

ご相談者様の笑顔がステキだということをご主人は絶対に知っています。だから、できるだけ笑顔を出しましょう。ケンカしたあとで、笑顔を見せたら仲直りしたくなります。

子どもが言うことをきかなかったり、家のことに手が回らなかったりすることが毎日あると思います。それでも、ご主人に笑顔を見せるように心がけてください。笑顔は、恋愛心理学の中でも重要な位置にあり、男性を惹きつけるためのコミュニケーションの一つになりますから、出し惜しみしてはいけません。

----------

夫婦は支え合って生きています。男女の仲は長い年月が経ってしまうと、さまざまなことを、「してもらって当たり前」と感じるようになってしまいます。それを一度リセットしましょう。そして、きちんと相手のことを考えて、行動したり言葉を発したりすることが大切です。

ご相談者様がおっしゃっている“空気のような存在”は、本来は良い意味の言葉ですが、女性として見てもらうためには空気では困りますよね。なくてはならない存在感ばっちりな空気を目指してがんばってみましょう。

今からでも十分間に合います。できるところから努力を始めてみませんか。

【参考文献】

・『史上最強図解 よくわかる社会心理学』小口孝司・監修

●ライター/桜井涼(フリーライター)

新潟県佐渡島出身。親が転勤族だったため、幼少期より引越し・転校を多数経験しました。母親が病弱だったこともあり、「地球が滅亡しても生きていける!」と呼ばれている父の元、家事からサバイバルまでを様々経験してきました(そのワザが震災時に大活躍!)。4人兄弟の長として奮闘してきましたが、現在は、2児の母をしています。妊娠中と出産のハプニングを乗り越え、今はフリーライターとして活動中です!

の記事をもっとみる