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「しゅる?ぬしる?」【主る】は一体なんと読む?

  • 2020.11.30
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みなさんは「主る」という漢字を見たことがありますか?

「主」は「ぬし」や「しゅ」と読むので「ぬしる」「しゅる」などと読んだ方もいると思いますが、残念ながら正解は全く別の読み方なんです。

小学校で習う漢字の「主」ですが、送り仮名として「る」がつくと読むのがかなり難しくなりますね。

そこで今回は「主る」が何と読む漢字なのか4択クイズで出題します!

どの選択肢が正解なのか、じっくり考えてみましょう。

「主る」の読み方4択クイズ

以下の4つから正解だと思う番号を選んでください。

1.やどる

2.つかさどる

3.あやつる

4.かたよる

正解だと思う番号を選びましたか? それでは正解を発表します。

正解は2番「つかさどる」でした!

他の番語句の言葉を漢字で書くと以下のようになります。

1.やどる⇒「宿る」

3.あやつる⇒「操る」

4.かたよる⇒「偏る」

「主」という漢字自体に「つかさどる、中心となってはたらくこと」という意味があるので、このことを知っていた方はすぐに正解の番号を選べたかもしれませんね。

一般的に「つかさどる」を漢字で書くというと、職務などを担当することを意味する「司る」を想像する方が多く、この「主る」は日常ではあまり見慣れないかもしれません。

事実、漢和辞典には「主る」を「つかさどる」と読むことが記載されていますが、「つかさどる」と読む漢字に「主る」を挙げていない国語辞典も多くあります。

では「主る」はどういった使われ方をするのかというと、実は中国医学の分野でよく使われます。例えば、「血脈を主る」「肺は気を主る」などのように使います。

まとめ

「主る」は「つかさどる」と読みます。

知っている漢字でも今回のように意外な読み方があるので驚きですね。

ぜひ友人や家族にクイズを出題してみてください!