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映画「朝が来る」河瀨直美監督が地元関西で舞台挨拶

  • 2020.11.5
カンヌ国際映画祭で上映アカデミー賞の日本代表にも選出「朝が来る」公開記念舞台挨拶

10/31に公開中の映画「朝が来る」の河瀨直美監督が、TOHOシネマズ梅田などで公開記念舞台挨拶を行いました。その様子をお届けします。

出典:シティリビングWeb

「朝が来る」は6月公開を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で上映延期に。10/23から公開されています。先日開催された、カンヌ国際映画祭のスペシャルイベントでも「カンヌレーベル」の中の一本として上映。2021年アカデミー賞の国際長編映画賞候補の日本代表にも選ばれるなど、いま注目の映画です。

奈良県出身の河瀨監督。大阪の学校で映画を学ぶなど関西とのつながりが深く、2025年の「大阪・関西万博」のプロデューサーも務めています。壇上では「いつか関西で舞台挨拶をしたいと願っていた」と笑顔で語っていました。

出典:シティリビングWeb

コロナ禍での映画について、「世界的なパンデミックの中、日本が経済と両輪でなんとか進めていけているのは日本人の気質だったり、他にも色々なものが手伝っているとは思いますが、日本では昔から病気を神様みたいに祀るなどして、『無くすことは出来ないならうまく付き合っていこう』と考えてきたように思います。特に地元奈良の大仏の建立には天然痘というウイルスが関わっているし、こういう時にこそ何かが生まれるんじゃないかと思います」とコメント。

「新しく生まれてくる命、子どもたちには幸せであってほしいと誰しもが願っているけれど、やっぱり自分たちのことで必死になっている社会があって、そこが見えなくなってしまっています。この作品が、私たちのもう一歩先の明るい未来への力になっていけばいいなと思います」と締めくくり、和やかに舞台挨拶は終了しました。

出典:シティリビングWeb

映画「朝が来る」は、TOHOシネマズ梅田ほかで上映中です。

公式サイトはこちら

© 2020『朝が来る』Film Partners

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