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なぜカフェで騒ぐの? 外食時に子どもが“奇声”を発する原因2つ

  • 2015.5.21
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【ママからのご相談】

もうすぐ2歳の子どものことで相談です。ママ友もできて子連れでランチに行ったり、カフェに行ったりするようになったのですが、突然、「キー!」と大きな声をあげます。 慣れないところに行って興奮しているのでしょうか? 周りの視線も気になるし、正直、わが子ながらイラッとします。

●A. 子どもの奇声は、「もっと愛して!」のサインです。

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。ご相談ありがとうございます。

飲食店などで時折、耳にする子どもの奇声。確かに心地よいものではありませんが、決して単に興奮しているだけでないこともあります。発達障害や自閉症の可能性もありますが、今回はそういったケースを除いた心理的な観点から紐解いてみたいと思います。

●子どもが奇声を発する原因2つ

●(1)承認欲求

いつもはたくさんかまってくれるママがお友達との話に夢中になって自分にかまってくれないときに、自分に注目してほしくて奇声を発することがあります。

小さな子どもでも承認欲求があります。「ここにいるよ!」「もっとかまって!」そんな気持ちをママに伝えたいのですが、語彙の少ない子どもは奇声を発することで、その気持ちを伝えようとするのです。

ママにとっては、ママ友とのおしゃべりもストレス解消のために大切ですが、その際は抱っこしてスキンシップをとるとか、時折、子どもに話しかけるなど、「あなたをちゃんと見ているよ」とサインを出してあげるといいでしょう。奇声を発してイライラするからといって無視するのは逆効果になってしまいます。

●(2)気持ちがいい

カラオケなどで大きな声を出してスッキリしたという経験は、ほとんどの人があると思います。それは子どもでも同じです。最初はママにかまってほしいと大きな声を出してみたら、これが意外と気持ちよくて何度も何度も大きな声を出す。大人がカラオケにハマるのと似ています。

しかし、その根底には、子どもながらに何らかのストレスを感じている可能性もあります。「まだ小さいから分からないだろう」と思われるかもしれませんが、パパとの会話の雰囲気やママ自身のストレスを子どもはきちんと感じています。愚痴や夫婦の口論などはできるだけ、子どもの前では見せないようにしましょう。

●普段の声掛け、スキンシップが大切

日常的なスキンシップやコミュニケーションが取れていると承認欲求が満たされるので、子どもは大きな声を出してママの気をひかなくても安心できます。“奇声も個性”と放置するのではなく、普段からのコミュニケーションやスキンシップを見直しましょう。

また、もし子どもが奇声を発してもヒステリックに叱ったり、無視したりするのではなく、「大きな声を出さなくてもママはここにいるよ」と笑顔で言葉に出して子どもに伝えてあげましょう。周囲の冷たい視線は子どもの奇声に対してよりも、その親の対応に向けられていることもありますよ。

【参考リンク】

・子どもの自己承認欲求と親からの期待と承認の関連性 | 中井孝章(大阪市立大学大学院生活科学研究科)(PDF)

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

長年の医療機器メーカー勤務の経験から健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーの資格を取得し、健康管理士事務所『優縁』を設立。現在、食で愛を育む食愛ナビゲーターとして、食育の講演や執筆活動を中心に、NPO法人『予防医療推進協会』理事長として、成人向けの生活習慣改善のさまざまな提案を発信中。