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言語聴覚士から発音を指摘され…【口唇口蓋裂ちゃん、育ててます110】

  • 2020.11.4

口唇口蓋裂の長女くぴこを育てています。
くぴこが生後11カ月のとき、初めて口唇口蓋裂の手術をおこないました。

生後1歳半を迎えたくぴこ。

口唇手術から半年が過ぎ、「ま」や「あ」「う」以外にも、

「ばなな」や「ばいばい」などいろいろな言葉を使い始めるようになり、
発音もだいぶハッキリしたものになってきて安心していました。

しかし、ある日言語外来で先生にこう指摘されました。

ちゃんと言えているように聞こえる発音ですが、
実はこれは本来唇の筋肉を使った「ば」という発音ではなく、
娘が喉を強く締め発声している可能性があると言われました。

まだ言葉を話し始めたばかりなので、

すぐに訓練が必要というわけではなく、
今後の成長や、口蓋手術を経て言語修正をするか判断していくと説明されました。

はたから聞いても娘は普通にお話できていると思っていたので、
言葉の発音に違和感があると言われたときはビックリしましたが、
この1年、ともに娘の発達を見てくれている先生が早期に気づき、

今後の方針も教えてくれたので少し安心しました。


2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


監修/助産師REIKO


著者:イラストレーター じぇにこ

1986年生まれ愛知県在住。 2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!

ベビーカレンダー編集部

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