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黒七味のほのかな痺れに食が進む"黒七味風味焼き"|「銀座小十」直伝!魚の肴⑤

  • 2020.11.3

黒七味をがっつり使うので、食べると舌にビリビリ!っと刺激があります。ブリの旨味と相まっていつまでも酒が進んでしまう一品です。

黒七味のほのかな痺れに食が進む"黒七味風味焼き"|「銀座小十」直伝!魚の肴⑤

■黒七味風味焼きのつくり方


◇材料 (切り身2切れ分)

黒七味:適宜
★ 醤油たれ:
・ みりん:300mL
・ 酒:100mL
・ 醤油:150mL
好みの切り身:2切れ


(1)みりんと酒を煮きる
鍋にみりんと酒を入れて火にかけて沸かし、アルコール分をとばす(煮きる)。

みりんと酒を煮きる
みりんと酒を煮きる

(2)冷ます
1を氷水に当てて冷ます。時間があるときは自然に冷ましてもよい。

冷ます
冷ます

(3)醤油漬けのたれをつくる
冷めた2に醤油を加えて混ぜ、たれの完成。多めにできるので冷蔵庫に保存し、切り身の数に合わせて、必要な量を使う。

醤油漬けのたれをつくる
醤油漬けのたれをつくる

(4)黒七味をふる
バット全体に黒七味をふり、切り身(写真はブリ)を並べて、上からも黒七味をふる。量はお好みで。手で黒七味を切り身になじませ、そのまま20分ほど置いて風味を移す。

黒七味をふる
黒七味をふる

(5)漬ける
4をボウルに移し、醤油漬けのたれを注ぎ、上からキッチンペーパーをかぶせて30~40分漬け込む。

(6)焼く
家庭用の両面焼きグリルで焼く。グリルをよく温めてから魚を入れて、焦がさないよう、火加減に気をつけながら焼く。火が通ったら、刷毛で残りのたれをのせるようにして塗りながら焼く。好みで、仕上げにさらに黒七味をふる。

焼く
焼く

――教える人

「奥田 透 「銀座 小十」店主」

お酒好きでもある奥田さん。一番飲むのはビールやシャンパンなどの泡ものだとか。「今回ご紹介した料理の中で、個人的には味噌幽庵焼きが一番好きです。手に入れば、ノドグロやマナガツオも絶品。泣ける旨さです」。



◇店舗情報

「銀座 小十」
【住所】東京都中央区銀座5‐4‐8 カリオカビル4階
【電話番号】03‐6215‐9544
【営業時間】12:00~13:00(L.O.)、18:00~21:30(L.O.) 要予約
【定休日】日曜、祝日 12月31日~1月6日 7日は夜の営業のみ
【アクセス】東京メトロ「銀座駅」B6出口より3分。JR「有楽町駅」中央出口より10分


文:鹿野真砂美 写真:名取和久

※この記事の内容はdancyu2013年1月号に掲載したものです。

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