また会いたいと思われる！デートの印象を大きく左右する“ピークエンドの法則”とは

「今日のデートは失敗だったなぁ」と、後悔したことはありませんか？

もしあるなら、今後のデートの役に立つ「ピークエンドの法則」について知っておくといいかもしれません。

「ピークエンドの法則」を理解することで、盛り上がりに欠けるデートを挽回できたり、デート後のLINEを盛り上げることも出来てしまうからです。では、早速話していきましょう。

ピークエンドの法則とは「その出来事全体の印象がどこで決まるか」を指す法則です。

●ピーク＝最も感情が動いた時

●エンド＝その出来事が終わる時

この2つが、出来事全体の印象をほぼ決めてしまう「ピークエンドの法則」です。

ジェットコースターが、分かりやすい例です。

以前のジェットコースターは、何時間も並び、数分のスリルを味わうことが普通でした。たった数分のために「何時間も無駄にするなんて！」と、嫌がる人も多くいたのです。

一方「あの数分のためなら何時間でも並べる！」と興奮する人も大勢います。使った時間だけを冷静に見ると、どう考えても費用対効果はよくありません。でも、ジェットコースターにハマる人々が大勢います。なぜなのでしょう？

それは、ピークエンドの法則が働いているからです。

●ピーク＝ジェットコースターに乗っている時

●エンド＝ジェットコースターを降りた直後（胸の鼓動がおさまらない時）

法則通りに言えば、ジェットコースターの印象は「ほぼ鼓動が鳴り止まない時間帯のみ」です。何時間も並んでいた印象はほんのわずか。

そのため「また乗りたい！」という気持ちになるのでしょう。

このピークエンドの法則を恋愛に応用したい時は、どうすればいいのでしょうか？

意識してコントロールすべきデート時間は、「エンド」でしょう。

ピークが盛り上がるかどうかは、その場の雰囲気・会話の流れ・共通点の多さなどによって変わるため、コントロールできないことも多いからです。

そのため、成功の秘訣は「エンド」にあると言えるのです。

デートの「エンド」を盛り上げて、より好印象を残すには、どんな工夫があるのか？一緒に考えてみましょう。

●デートで好印象を残す実例「帰り際にプチサプライズを仕掛ける」

帰り際に、ちょっとしたサプライズプレゼントを渡してみても良いでしょう。サプライズといっても、お金をかける必要はありません。

例えば、食事中に彼と「あの本のタイトルなんだっけ？」と話していたとします。そんな時は、その本のタイトルをメモの切れ端に書き、帰り際にさらっと渡してしまうのです。

「さっき思い出したから、これ書いといたよ」と。

もちろん、本のタイトルを後々LINEで送ることもアリですが、今回はデートの最後の印象を上げるということで、メモを渡すアイデアを話してみました。

他にも、いたずらっぽく「ベロを出した似顔絵」などを書いて、彼のポケットやスマホケースに忍ばせることも面白いですね。

電車の中で、彼があなたのいたずらに気づきクスッと笑えば成功です。

さらに、LINEでピークを再現することで、デートの印象をより好印象に変えられます。

LINEでピークを再現するのです。

デートで盛り上がった話題をあえて、LINEでも繰り返してみてください。

例えば、デート中にディズニー映画の話で盛り上がったとしましょう。2人で「なぜ馬車は、かぼちゃだったの？キャベツじゃダメだったの？」と他愛もない話で盛り上がりました。

そんな時は、例えば翌朝のLINEで「おはよう！今日は満員電車で出勤だけど、できるならかぼちゃの馬車で出勤したいわ～（笑）」と冗談風にかぼちゃをネタにします。

すると、昨日のデートピーク時の感情が一瞬で呼び覚まされ「昨日のデートは楽しかったなぁ」という好印象が固定されていくのです。

平々凡々だった場面よりも、楽しかった場面ばかり思い出すのですから当然かもしれませんね。

ピークエンドの法則からくる心の流れは、日常でもたくさん起きています。あなた自身も、このピークエンドの法則通りにいろいろな思い出を記憶しているのかもしれません。

あなたがコントロールできる範囲で、この法則を使ってみてください。

そうすることで、より2人の関係を進展させることができるかもしれませんよ！