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話題のスーパーフードで「キレイになる人」「意味のない人」、違いはアレにあり

  • 2015.5.20
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スーパーフード、パーフェクトフード、アンチエイジングフード……と次から次に話題となっては消えていく、話題の食品。

ダイエットにしても“〇〇ダイエット”という言葉を聞かない日がないほど、さまざまな情報が飛び交っています。しかし、どれも「それだけを食べていればいい」という訳ではなく、やはりあくまで“バランスのとれた食事”をした上でプラスするといいという観点から見て頂きたいところです。

しかし、この“バランスのいい食事”というのが厄介ですよね!

そこで今回は、美容ビタミン、抗酸化ビタミンと言われている通称“ビタミンACE(エース)”について、サプリに頼らず食事でしっかり摂るコツをご紹介します。

 

1:不足しがちなビタミンA

ビタミンAは大きく分けるとレバーや鰻などの動物性食品に含まれている『レチノール』と、食黄色野菜や果物などの植物性食品に含まれている『β₋カロテン』に分けられます。

レチノールは皮膚や粘膜の潤いを保ち、正常な働きを保ってくれるのに必要な成分。それだけでなく“目のビタミン”とも言われるほどで、不足すると夜盲症のリスクが高くなってしまいます。

β₋カロテンの“カロテン”はキャロット(にんじん)から付けられたというほどで緑黄色野菜や果物の鮮やかな色素(カロテノイド)の一種で体の中でレチノールが不足すると必要に応じてレチノールに変換されます。

日本人の摂取状況はどうかというと、β₋カロテンについてはかなり不足気味な実情が分かっています。厚生労働省の平成24年度国民栄養調査によると、主たる摂取源として推奨されている“緑黄色野菜”の1日の摂取量は120g以上なのに対して、90.9gしか摂れていません。

 

2:すぐ消費されちゃう!ビタミンC

ビタミンCは抗酸化作用が高く、活性酸素からお肌を守ったり、これからの季節に気になるメラニンを抑制したり、コラーゲンの生成にもかかせないといった女性には気になる作用がいっぱいです。

ビタミンCは赤ピーマンやブロッコリーなどさまざまな野菜類に豊富に含まれているほか、アセロラやいちご、柑橘系の果物にも多く含まれているので比較的摂取しやすいビタミンではあります。

しかし抗ストレス作用もある為、大きなストレスを抱えていたりすると、どんどん消費されてしまいます。

また水溶性ビタミンでもある為、野菜を切ってから水にさらすと流されてしまいますし、熱にも弱いという弱点もあります。

しかも体内に長くとどまる事が出来ず摂取後3~4時間程度しか働いてくれません。

ただしジャガイモやれんこんに含まれるビタミンCは加熱に強いので、煮物やキンピラ、ポテトサラダにするなどなど飽きずに摂取できると思います。

こう考えると朝は時間がないからパンだけ…で出勤するとメラニン色素の抑制をするビタミンCが不足の状態でいっぱいの紫外線を浴びていることに気づかれますよね。

昼食もカロリーだけを気にして菓子パンだけ…なのもNGであることは言うまでもありませんね。

 

3:女性のキレイに欠かせない!ビタミンE

抗酸化作用によるアンチエイジング効果や動脈硬化の予防、そして40代半ばから気になる更年期障害の症状の緩和などでも知られています。

もちろんお肌に対してもターンオーバーを促してくれるので美肌ビタミンとしても欠かせません!冷え症や肩こりなどのある人もちょっと意識して摂取してみるといいでしょう。

アーモンドやピスタチオといったナッツ類、ゴマ、オリーブオイルなどの植物油脂、かぼちゃやモロヘイヤ、発芽米などにも多く含まれるので比較的摂りやすいビタミンかと思います。

 

一度にたくさん摂って蓄積できないからこそ、毎回の食事で楽しみながらキレイの素を摂取したいものですね。

 (トータルヘルスナビゲーター:SAYURI)

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