実は優しい人に見える！「黒」の着こなしテクニック

会うたび、こちらもなんだか温かい気持ちになる人がいます。それが、鈴木詩織さん。どんなときも笑顔の人柄だから、はもちろんですが、ヘルシーでどこか可愛い着こなしのせいでもあるはず。でも彼女、一番よく着ている色は実は黒。黒なのに優しい、着こなしの秘密を聞きました。

黒＝きちんと感高めな色だから、ヒールを合わせるとどうしても〝がんばった感〞が出てしまいがち。足元はペタンコで、優しくヘルシーに仕上げます。

以前から欲しかった、GUCCIのローファー。彼からの評判もよく、買ってよかった一足です。黒もケバくなりません。
靴…GUCCI

ベーシックカラーで作るコーデがコンサバになりすぎないよう、ペタンコが必須。スニーカーだとほっこり見えてしまうから、トレンドのスクエアトゥやラウンドトゥを合わせています。右 ZARA 、中央 Repetto 、左 COS

黒を着る日の印象がきつくならないように、目元はブラウンで統一。眉はパウダーで描き、アイライナーはリキッドからペンシルに替えて。マスカラも黒ではなく、ブラウンにします。

アイライナーはスティロユーウォータープルーフアイライナーペンシルのエスプレッソを愛用。髪型もワンレンだと重たくなるので、前髪を少しだけ切って顔周りに動きを出しました。
アイライナー… CHANEL マスカラ… CLINIQUE

モノトーンやオールブラックのコーデが威圧的になるのは避けたいから、コロンとしたバッグで柔らかさをON。着ている私も周りも、心地いいおしゃれが信条です。

色使いがシンプルなぶん、小物使いは重要な要素。コロンとしたPVCバッグで黒メインのコーデも軽やかに。秋も使います。
バッグ…ORSETTO

シャープなスクエアシルエットよりも、ラウンドシルエットやふわふわのファーで、柔らかなニュアンスを加えます。悪目立ちしない、小さめのサイズ感でバランスよく見せるのも鉄則。上からUNITED ARROWS、Carving Tribes、LUDLOW

撮影／水野美隆（zecca）〈人物〉、草間智博（TENT）〈静物〉ヘアメーク／RYO（ROI）取材／坂本結香

鈴木詩織
1990年８月２日生まれ。161㎝。IT会社勤務。ヘルシー&女らしいスタイリングが得意で、CLASSY.LEADERSとしても活躍。インスタ（@shiorinsuzuki）にも優しい黒のアウトフィットがたくさん。休日は彼と愛犬・リリーと過ごすのが定番。この夏30歳を迎えたばかり。