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過去の自分に説教したい…! 子どものためと思って見落としていた大事なこと /わが家の「習い事」事情(2)【笑いあり涙あり 男子3人育児 第59話】

  • 2020.10.30

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長男が初めての習い事「サッカー教室」をはじめたのですが…

そのスクールはコーチが細やかで丁寧に教えてくれましたし、少人数で未就学児にとっては安心できる習い事でした。

また夫がサッカー好きなので、週末のたびに長男を公園に誘ってボールさばきやシュート練習なども教えていました。

ただ、実は大事なことを見落としていたんです。

幼児ばかりのサッカーなんて、ボールが転がれば作戦もチームプレーもなく、ひたすら全員ボールに向かって団子状態になってしまうもの。

でも、長男は1人だけ違う行動をとっていました。


ひたすらコートの外周を走り回っていたんです!

最初のうちは「ルールがわかっていないのかな?」と思っていましたが、どうやら違うみたい。


そう、この時はまだ気づいていなかったんですが、長男はいわゆるHSC(人一倍敏感な子)の気質があり、大人数が固まって蹴り合ったり服や体を掴まれたりするような激しい場に怯えていたんです。

ボール遊びや走り回ることが嫌いなわけではなく、一対一で丁寧に教えてもらう分には不器用ながらも泣き言も言わず、また退屈する様子もなく真面目に取り組んでいました。

一年ほど続けてみたんですが、長男は徐々に試合形式が増えてくると行くのを嫌がるようになったのですが…



ちょうどその時期に、スクールの事情でチームが解散となり、結果的にサッカーは1年半ほどで辞めることになりました。

初めての習い事、今思い返すとその頃は子育てへの考え方が偏っていて、親がわが子に身につけさせてあげたいことや、苦手そうなことの克服のために習い事を勝手に選んでしまっていたなと後悔しています。

運動が苦手にならないように全身運動を、チームプレイを学んでほしいから球技を…というように。


ワタシの目は長男の悪い部分にばかり向いてしまっていて、弱点をいかにつぶすかばかり考えていました。
そうすればきっと本人の自信になる、小学校に上がってもつらい思いをせずに済む…と。

本人は一度もサッカーに興味を持ったこともなく、やりたいとも言っていなかったのに…

この子自身はどんなことに興味があるのかあるいは合っていそうなのか? という子どもの気持ちを主体に考えられていなかったこと…親として未熟だったと思います。

そして年長から、また新たな習い事を始めるのですが…

次回に続きます。

(tomekko)

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